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あいつが居るから皆変わっちゃったんだ
あんなやつのせいでルシウスやルシーと離れちゃったんだ
ヴォルデモートなんて居なければ＿＿＿＿
「…、あの人に伝えておいて。私は貴方達とはかかわらないって。」
レギュラスに向けていた顔を背け冷たく言った。
「……また出直します。」
ルシウスも
ルシーも
レギュラスも
スネイプくんも＿＿＿
噂によれば結局スネイプくんは闇魔術にどっぷりだったらしい。
力が抜けて机に伏せる。
「くっそ…」
目が熱くなってきた。
揺れる正義 ページ25
「そんな事ありません！貴女は才能溢れている！あのお方も脱狼薬を開発したことを絶賛していました」
「…。言われたのかな？」
「！…なんのことですか？」
レギュラスくんの眉毛がピクッと動いた。
「あの人に説得してこいって言われたのかな？」
「ち、違いますよ！！ただ、聞いてみただけで…そんなことは、」
焦っているのか額にじわりと汗が滲んだ。
「私は何を言われてもそっちには行かない。たとえ殺すと脅されても。」
私は静かに言った。
「どうしてですか！！貴女はずるい、あんなにも気に入られているのに…！！！」
ﾄﾞﾝｯ!!
レギュラスは壁を強く叩き、大声で叫んだ。
興奮のせいか瞳孔が小さくなっている。
変わってしまった＿＿＿
もう、あの時のレギュラスは居ないんだ
これほどの影響力に私は少しあの人を恐れてしまった。
この時私はほんの少しあの人の存在を否定した。
「…、あの人に伝えておいて。私は貴方達とはかかわらないって。」
レギュラスに向けていた顔を背け冷たく言った。
「……また出直します。」
ルシウスも
ルシーも
レギュラスも
スネイプくんも＿＿＿
噂によれば結局スネイプくんは闇魔術にどっぷりだったらしい。
力が抜けて机に伏せる。
「くっそ…」
目が熱くなってきた。
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作者名：yuu／遊 | 作成日時：2024年1月8日 14時
