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「君さ、Aさんのこと好きだよね。」
あの時の事が脳裏を過る。
嘘だ。
絶対違う。
俺はもっとセクシーな女が好きなんだ
あんな地味女
どこに好きになる要素があるんだ
「…シリウス？」
冗談だろ
ほんとに、冗談きついぜ
「シリウス大丈夫…？」
「あ？…なんだよ」
「顔赤いよ熱？」
「冗談だろ相棒？なんとかは風引かないって言う＿＿＿＿「うるせぇよ」…君なんか変だ」
目を開いてジェームズを見ると
指をさしていた。
「なに、ブラックくん風邪？」
「な、ちげぇよ。こっちくんな」
「少しでも体調が悪いなら診ないと。」
「いいって！近づくな！！」
ソファに座っていた俺は背もたれのせいで逃げ場をなくした。
近づくにつれて匂いが強くなる
甘い、花の香
目がチカチカしてきた
「う〜ん、少し熱いかな？他になんか症状ある？」
「ねぇって、」
＿＿＿俺だけかよ
「もう寝る、萎えたわ。フィルチのやつはまた今度な。」
「え？！ちょっと！シリウス？！まだ寝るには早いよー！」
部屋に入ってすぐベッドに潜る
バレたか？
心臓が早いの
バレたら洒落になんねぇ
今度こそわかった
そりゃ学校で習わねーわけだ。
“恋”についてなんて授業＿＿＿あるわけねぇわ
親友を取るか自分を取るか
迫られた二択 ページ21
「ごめんリーマスくん！遅くなった！」
「わざわざ来てもらってすみません。来なくても良かったんですよ？」
「そんな事言わないでさ！ほら紅茶とか持ってきたよ！」
聞こえてきたのは機嫌を取るババアの声。
「リーマスから聞いたけど彼氏で来たって本当？！」
「彼氏？」
何の事かわからないというような口調で言った。
やっぱり勘違いなんじゃねぇか
「あの、ノアって人…」
「あぁ、ノアくんのことね。」
「やっぱり付き合ったんですね」
「それは違うよピーターくん。私に彼氏は居ないし彼は私の研究を手伝ってる一人だよ。」
「じゃあ彼氏じゃないってこと？！」
「そうだけど……」
なんだやっぱ違うんじゃねぇか。
良かった＿＿＿
良かった？
なんでババアに彼氏が居ないって知って良かったって…
あの時の事が脳裏を過る。
嘘だ。
絶対違う。
俺はもっとセクシーな女が好きなんだ
あんな地味女
どこに好きになる要素があるんだ
「…シリウス？」
冗談だろ
ほんとに、冗談きついぜ
「シリウス大丈夫…？」
「あ？…なんだよ」
「顔赤いよ熱？」
「冗談だろ相棒？なんとかは風引かないって言う＿＿＿＿「うるせぇよ」…君なんか変だ」
目を開いてジェームズを見ると
指をさしていた。
「なに、ブラックくん風邪？」
「な、ちげぇよ。こっちくんな」
「少しでも体調が悪いなら診ないと。」
「いいって！近づくな！！」
ソファに座っていた俺は背もたれのせいで逃げ場をなくした。
近づくにつれて匂いが強くなる
甘い、花の香
目がチカチカしてきた
「う〜ん、少し熱いかな？他になんか症状ある？」
「ねぇって、」
＿＿＿俺だけかよ
「もう寝る、萎えたわ。フィルチのやつはまた今度な。」
「え？！ちょっと！シリウス？！まだ寝るには早いよー！」
部屋に入ってすぐベッドに潜る
バレたか？
心臓が早いの
バレたら洒落になんねぇ
今度こそわかった
そりゃ学校で習わねーわけだ。
“恋”についてなんて授業＿＿＿あるわけねぇわ
親友を取るか自分を取るか
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作者名：yuu／遊 | 作成日時：2024年1月8日 14時
