自由奔放な元スリザリン生Ⅲ【親世代】 (ページ20)

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思わせぶりページ20

まさか初めての姿現しの授業がAさんだなんて

でも話を聞けば今回だけらしい。

ずっとAさんでいいのに。

ウィルキーなんて人来なくても良い。

授業中、スネイプの隣に座るAさんを見た。

仲良さそうに話していて

小声で話しているみたいで会話は聞こえなかった。

僕もスリザリンなら良かったかな

…でもスリザリンは嫌だな

スネイプと話しているところを見た僕は、放課後にAさんとお茶をしようと思った。

やっぱりいつ見ても綺麗だ

ほんの少し頬が赤くなるのを感じながら僕はAさんの隣を歩いた。

「少し伝えたいことがある。」

「はい、わかりました」

いつもと違って真面目な雰囲気にちょっとドキッとした。

その後も少しお話をして

いい雰囲気だった＿＿＿のに

あのノアってハンサム誰！

鋭い目で僕を見た男はAさんの耳に何かを囁いた

そしたらAさんは寮に帰ってって…

それにあの男僕に見せつけるようにAさんの腰を支えながら部屋に入っていった

ムカつく

「あ、リーマス何しに行ってたの？」

すぐに帰ってきた僕を不思議に思ったのかジェームズがそう聞いてきた

「さぁね。僕何しに行ったんだろ。」

「はぁ？何いってんだよ？…」

「ん？なにどうしたシリウス」

「い、いやなんでもねー。」

ソファにだらしなく座ってたシリウスは何かを感じ取ったのかそっぽ向いて寝始めた

「戻るのずいぶん早かったね」

「ねぇ、ピーターAさん彼氏いるのかな」

「え？」

「は？」

「わーお。ちょいちょいなんでそうなったわけ？」

「そんなキラキラした目で見ないでよ。……Aさん彼氏いるみたい」

「「「えー!?!?!?!?」」」

「どどどどどど！！！！！どういう事？！」

「あのババアに、彼氏だと…？」

「できたんだ…」

「さっきAさんの部屋の前にノアっていう白衣を着た男の人が立ってて…その男Aさんの腰支えて部屋に二人で入っていった。」

「先輩やるぅ…」

「お前そのままでいいのかよ。男として情けないぜ全く。」

「僕は君みたいにハンサムじゃないし。君にはわからないさ」

僕も君のようにハンサムならなにかあったかもしれないけどね。