懐かしいこの感じ ページ16
「スネイプくん！！」
「A？！」
「会えて良かった…！これから授業だよね！」
「そうだが…？」
「場所どこ？！」
「場所？４階の角教室だが…どうした？」
「４階ね！ってここ３階だよ？！」
「？あぁ、まだ１０分くらい前だろう。余裕だ」
スネイプくんは廊下に掛かっている時計を指差した
「はい？もう３分前です！！」
「何？！だがあの時計が＿＿＿＿」
「あの時計は時間がズレてるんだ！」
「なんだと？！」
「行くよっ！」
「おいっ！？」
教師が遅れるなんてたまったもんじゃない…！
私はスネイプくんの手を掴んで全速力で走った
あぁ、この感覚
６年前の時と同じだ
スネイプくんを教室に送ってそれと同時に鐘がなって７階まで走ったけな
なんか、
「楽しい…！」
「はぁ？何言ってるんだ！？」
「ついたっ、」
ｺﾞｰﾝ、ｺﾞｰﾝ
鐘と共に教室の扉を勢いよくバッと開ける
席には既に生徒が座っており
全員の視線がこちらに向いた
「Aさん？！」
「うっそ、先輩じゃん」
「なんでババアが？」
見慣れた顔がちらほらいる。
「遅れて済まなかったね、はぁ…、久々に走ると疲れるね…笑」
生徒に聞こえるように言う。
「スネイプくん席はわかるね？」
「あ、あぁ…」
小声でスネイプくんに言った
スネイプくんは相当疲れたようで少し頬を赤く染めて肩で息をしていた。
ローブも乱れるほどに乱暴にしてしまったようだ
「ごめんね、…ちょっと暑いな笑、」
さすがの暑さにローブを脱ぎ、袖を捲りネクタイを解いた。
「きゃぁ…！」
「かっこいい、」
「色気すごい…」
なんて声が聞こえるが無視無視
「じゃあ、授業、始めようか。」
そう言うと「どうして？」やら生徒たちが疑問の声を漏らした
「そうだよね、ちゃんと説明するよ。本当なら魔法省からウィルキー・トワイクロスという人が魔法省から来る予定だったんだけど、急遽予定が入ってしまったようで時間のあった私が担当する事になったんだ。初めての授業だから拙い所があるけどそれはごめんね」
「はいはーい！」
そう大きな声で言ったのは＿＿＿＿
「はい、Mrポッター。」
「先輩は校医ですよね！なんで先輩なんですかー！」
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作者名：yuu／遊 | 作成日時：2024年1月8日 14時
