3人の研究員 ページ13
「ケビン・ジョーンズさん、エミリー・キャンベルさんそしてノア・トンプソンさん。以上3名を研究員として迎え入れます。」
私の目の前には二人の男性と一人の女性が立っている
「やった！やったー！」
元気よく飛び跳ねているクルクルヘアー金髪の彼がケビンくん
「よかった…、」
胸に手を置き安心の声を漏らした、金髪のポニーテールの彼女がエミリーさん
「楽しみだ…！」
やる気に満ちあふれているが落ち着いているクールな暗い髪の彼がノアさん
どれも個性的だ。
研究履歴や専門的な知識の幅広さはそこらの研究者よりも上だと把握した私はこの三人を選ぶことにした。
「ありがとうねAちゃん！！」
「う、うん」
私はケビンくんに突然両手を握られた。
「ちょっと、離れないさい。失礼よ。」
「気にしないで。じゃ、早速この話を魔法省とダンブルドア校長に報告してきます。後のことは家に手紙を送りますから解散で」
「わかりました」
「わかった！待ってるね！」
「お待ちしております」
「ということでこの三人がホグワーツ内に出入りする場合があるため報告しに参りました。」
「ふむ…このキャンベルさんはアメリカ出身なのか」
「らしいですね。…お知り合いですか？」
渡したエミリー・キャンベルさんの資料を見てそういった。
「いいや。だがしかしとても似ている人物がいてな」
「そうですか、」
私もエミリーさんの資料を覗き込んだ
本名エミリー・エスター・ティナ・キャンベル
アメリカ合衆国生まれのイルヴァーモーニー魔法魔術学校を卒業している。
「ほれ、前にニュート・スキャマンダー似合ったじゃろう」
「えぇ、姿現しの試験で。それがどうしたんです？」
「其奴の奥さんの親戚かもしれんの。奥さんの名前が旧姓ポーペンティナ・ゴールドスタイン問ってな。実にそっくりじゃ」
「そうですか…」
親戚なのだろう。
そこに対して興味はないが。
「うむ。ではその3人の出入りを許可しよう。それと儂の許可が必要になる時は君の判断に任せる。好きになさい。あと、これも渡しておこう。」
「……これは？」
ダンブルドアから受け取ったのはバッジだった。
表面にあるぷっくりとした透明な素材の下には不死鳥がよく目立っていた。
「ダンブルドア家のバッジじゃ」
「は？」
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作者名：yuu／遊 | 作成日時：2024年1月8日 14時
