自由奔放な元スリザリン生Ⅲ【親世代】 (ページ12)

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助手の募集をしますページ12

「と、言うことでして。薬を売ってもいいですか？」

「もちろんじゃ。君しか救える人がいないのだから。」

「私だけだと薬の生産が追いつかないので何人か同じ研究者を雇おうと思います。」

「うむ。もちろん構わんよ。」

私の元にある日一通の手紙が届いた。

その手紙の内容は狼人間である私に薬を作って欲しいとのこと。

手紙を送ってきたのは魔法界でも比較的有名な会社の社長からだった。

「…この人、狼人間だったんだ」

この話を聞いたらルーピンくんも多少は自分に自身を持てるのだろうか

校長からの許可を得て早速Yesの返事をして手紙を返す

「早速、他の研究者にもヘルプを頼まないと。」

給料も弾ませないと誰も来ないだろうなぁ。

時給……2500ガリオンって所か

私は早速魔法省に、時給や仕事内容、募集する人材の特徴を書き留め送った。

ここには薬を必要とする狼人間の皆さんの個人情報が集まる。

つまり用意に生徒や先生を入れることはできなくなる。

ま、今まで簡単に入れてたのも無防備で良くないとは思っていたし

ちょうどいいか。

＝後日＝

「では早速面接を始めます。」

研究員を募集し数日がたった今日

魔法省の部屋を借り面接をこなった。

応募者はすぐに集まった。

その数1000人。

この量をどうやって面接しろって言うんだ。

「まずは、お名前と生年月日をお願い致します。」

「はい！！！僕の名前はケビン・ジョーンズです！！！1954年2月14日生まれ！です！！」

…声でか

「…えっと、どうして応募をしたのでしょうか」

「僕は！じゃなくて、私は！貴女とホグワーツで同じ学年で魔法薬学が得意だったあなたに憧れてました！！！なので一生懸命勉強して研究者になりました！貴女のそばで働きたきて応募しました！！」

あまりの声量に周りの応募者はドン引きしていた

ケビン・ジョーンズ

確かに何処かで聞いたような名前だった

「現在は何を？」

「現在は魔法省の治癒薬の生産と回復力上昇の研究に協力しています！」

ほう、これは興味深い

回復力の上昇は、狼人間から人間に戻った後の疲労回復の薬に役立つかもしれない。

私は資料に赤インクで丸の印を書いた

少々声量が問題ではある

「わかりました、次の方＿＿＿」

この後私は999人の面接をした。