超ネガティブなマホウトコロ生【親世代】 (ページ6)

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なぜ此処に？ページ6

「寮に入寮できなかったらどうなるのだろうか…」

寮は終業式までに点を稼ぎ競う。

つまり…グリフィンドール５点追加！とか？

競うってことは減点とかもあったり…

それはま、まずい

私が入った寮を最下位居にしてしまう…！！

「お前のせいでウチが負けたんだ！」

「貴女のせいで恥をかいたわ！！」

…ありうる、

勉強しないと、

入学式は何時からなんだろう…、９月から、まだ、まだ間に合う

勉強しよう、

でも教科書ないと勉強できない…その前に準備…、

私はトランクに荷物を詰め込み、明後日に備えた。

英語も少し復習しておかなくちゃ…

棚にしまってある英単語帳を取り出す

「まずは授業に必要な会話から…」

「stand upが起立、bowが礼、sit downが着席…。」

「come hereがこっちに来なさい、come to the frontが前に来なさい…」

「あ、これは覚えておこう。」

could you speak more slowly

もっとゆっくり話してくださいませんか。…これは絶対に使う。

「もう緊張してきた…、」

無理無理無理

どうしてこうなったんだろう

私なんかダメダメなのに…

私は自分への不満を思いつつ

布団に身を委ねた。

時間が経つのが早くあの日から２日がたった。

「では行ってまいります。」

「A〜！！！気をつけてね〜！！！」

「頑張れよ〜！！」

「バイバイ」

送ってくれた皆に手を振りツバメ乗り場に向かう。

「今日はよろしくね。」

ツバメは私の撫でる手に擦り寄り嬉しそうにしてくれた。

私達マホウトコロ生は11歳、つまり3年生までは寮に住む事ができないので

ツバメに乗り登校をするのだ。

ツバメの背中に跨りまずは向こうの降り場へ向かう。

その次にマグルのバスに乗って空港まで向かう。

待って、航空券持ってきたよね…？

空を飛んで5分。

私は肩にかけているバックの中を強風の中を開ける

「あ、あった…！！！！」

飛ばされないように、

お金はあるよね…？！

良かった、あった、とりあえずこれがあれば…生きていける、

学校から２時間

乗り場が見えてきた。

此処までは順調。

「君がMsAかね？」

「…だ、だ、だ、だ、だダンブルドア様？！」

ツバメ降り場から降りてバス停に向かっていた所だった。

そんな所に一人の老人が私に声をかけた。