超ネガティブなマホウトコロ生【親世代】 (ページ22)

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食いしん坊さんページ22

「私達ハッフルパフ寮の近くにはね？屋敷しもべが働いてるキッチンがあるのよ」

「お、おま、忍び込むつもりかよ！」

「あ、あのだから＿＿＿＿」

「あ、でも材料どうしましょうか…」

「おいおい、入学早々に減点なんて勘弁だぞ！」

「大丈夫よ！バレないようにやるわ！」

だめだ、聞いてくれない。

私の声が小さいだけかもしれないけど、

「あの、」

「あら、どうしたの？」

よかった

届いた

「私料理なんて…」

「大丈夫！この料理はねハッフルパフ寮創設者のヘルガ・ハッフルパフが考えたメニューなの！だから大丈夫！」

「いやそれ、どういう理論だよ」

「で、ですがハッフルパフ様が素晴らしい腕なのであって私がそうとは…」

「ハッフルパフなんだから大丈夫！」

…

「やめとこうぜ？怒られるなんて本当に嫌だ」

「ふぅ〜ん？あっそう。ま、いいわよ。私は食べるけど貴方は食べないのね？わかった。」

するとまた突然

ウィリアムズさんは塩対応になった。

私は急な態度に狼狽える

「ふん！……オリバーは食べることが大好きなの。だからこうやって言うとね釣れるのよ」

「つ、つれる…」

「だぁ！！わかったよ！！行けば良いんだろ！！」

「ほらね？」

そう言って可愛らしく私にウィンクをした

「でも、どうするんだ？絶対に減点は嫌だぞ！」

「大丈夫よ、ちょこっと借りるだけなんだから」

「でも、材料はどうするんです？日本の食材がここにあるわけでもないんですし…。」

もう一度同じ質問そてみる。

「イギリスの食材じゃだめかしらね…」

「作る料理によっては作れるかもしれませんが……って駄目です駄目です！減点なんか食らって周りの方には迷惑をかけるわけには行きません！」

「でも、もう決めちゃったし…」

「でいつやるんだ？」

「ん？今夜。」

「へ？こ、今夜ですか？」

「そうよ？」

「今夕飯を食ってるんだぞ？」

「うん？まだ行けるでしょ？私まだ4割よ」

「よ、よんわり…」

ウィリアムズさんはお皿一杯の料理を目の前にして言った。

「はぁ…A、こいつの腹はブラックホールでな、俺も人よりは食う方だがこいつは度を超えてやべぇ。」

「本当に今夜作るんですか？」

「じゃあ……あ、分かった！テスト明けのご褒美にしましょう！」