超ネガティブなマホウトコロ生【親世代】 (ページ17)

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私に居場所は＿＿＿＿ページ17

「準備が整いました。来なさい。」

マクゴナガル先生が戻り、私達は大広間の中へと進んだ

「楽しみねA！」

「は、はい」

「此処で待ちなさい。組分けの前に校長先生からお話があります。」

「何、そんな顔をするな。安心しなさいすぐの終わるとも。まず最初に注意事項からじゃ。一年生の諸君。暗黒の森は立ち居入り禁止じゃ。生徒は決して立ち入ってはならぬ。以上じゃ！」

早い

秀幸校長先生はもっと長いのに

「名前を呼ばれた者はこちらに来なさい。ジェームズ・ポッター！」

「グリフィンドォォォール！！！！」

「よっしゃ！」

一人目に呼ばれたのはくせ毛の男の子だった。

帽子を乗せた直後に帽子が寮の名を叫んだ。

すごく勇敢な人なんだろうな。

「シリウス・ブラック！」

次に呼ばれたのは髪がくるくるのすごく顔立ちの良い男の子

周りは一気に静かになった。

ブラック…どこかで聞いたことがあるような…

「グリフィンドォォォール！！！」

彼もグリフィンドールだった。

周りの生徒さんが何故か驚く中

スリザリン寮の生徒さんは特に愕然としていた。

…思い出した、純血の名家としてブラック家という家があった気がする。

それに家系はスリザリンだったような…だからなのか。

純血もマグルも大変なんだなぁ…

「リリー・エバンス！」

リリー・エバンス…

さっきの女の子だ。

「グリフィンドォォォォル！！！」

帽子は先程と同様にグリフィンドールと叫んだ。

それを見つめるスネイプさんがいた。

彼の背中は寂しそうで

寮の席へと走る彼女を見つめるスネイプさんの瞳は酷く冷たくて真っ黒だった。

＿＿＿＿まるで絶望の奥底。

その瞳を見れば彼女に対する好意がすぐにわかった。

彼女の笑顔は彼にとって美しいものであり残酷なものだと思った。

あぁ、ゆうのを罪な女性というのだろうか

どんどんと生徒さんが選ばれ最後には拍手が送られる

「A・A！！」

全員が呼ばれ、残りは私一人となった。

「待って？！あれってニホン人？嘘でしょ？！」

真ん中の方から女性の声が聞こえた

続けて声が聞こえてくる

さっき考えてた通りだ

グリンゴッツでも洋装店でも

ニホン人(私)だからって言葉や力の暴力も受けなかった

私は恥を日本に持ち帰ることになるのだろうか。