超ネガティブなマホウトコロ生【親世代】 (ページ12)

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常識ページ12

「まず、魔法族と非魔法族で魔法界は分けられています。魔法族を純血。非魔法族をマグルと呼びます。」

私は羊皮紙にメモをした。

時刻は朝９：００

昨日の挨拶から翌日。

教室を借り、マクゴナガル先生からイギリスの魔法界の常識を教えてもらっていた。

「純血とマグルのハーフを半純血といいます。魔法界ではこういった血統はデリケートな話題になります。なぜなら純血の中にはマグルはもちろん、マグル生まれの魔法使いや魔女それを指示するものを排除し、純血の魔法族が魔法界を支配するべきという思想を持つ純血主義の一族や人が居ます。」

思ったより血統は大事なもののようだ。

「マホウトコロにはそういった感覚がありませんので……私は何処に含まれるのでしょうか…？」

「MsAは…純血ではないでしょうか？ユリコさんやヒデユキさんは名家ですから。」

「なるほど、」

「その次に＿＿＿＿」

「ありがとうございました。」

「わからないことがあったらまた聞いてくださいね。」

「はい、失礼します。」

…ホグワーツは本当に広い

動く階段に、喋る肖像画

見たことない物だらけだ

「あぁ、お前さんか？A・Aっていうのは」

「は、はい。そうですが…」

誰だろう……昨日の挨拶には居なかった人？だ。

随分と体が大きい…巨人？それにしては小さいようだ。

「俺の名前はルビウス・ハグリッド。ホグワーツの鍵と領地を守る万人だ。よろしく頼む」

「マホウトコロから来ました、A・Aです。よろしくお願い致しますハグリッドさん」

「堅苦しいのはやめてくれ！ハグリッドでいい。」

「目上の方には敬語を使うのは当然ですので。どうして私に声を？」

「ダンブルドア校長に言われてAの準備をすることになったんだ」

「それはありがとうございます。とても助かります。」

「じゃあ行くぞ！」

「あ、はい…！」

「此処がダイアゴン横丁だ！」

「すごい…」

賑やかで

明るくて

心の雲なんてすぐにでも晴れてしまいそうなほどキラキラしていた

「まずはグリンゴッツだ」

「グリンゴッツ？」

「銀行だ。ホグワーツの次に安全だと言われとる。」

「お金の換金できますか？」

「かんきん」

「マグルのお金を此処のお金に変えられますか？」

「おう！もちろんだ」