超ネガティブなマホウトコロ生【親世代】 (ページ1)

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私なんかがページ1

「はい？い、今なんと？」

「君にはホグワーツに行ってもらうと言ったんじゃ。」

「私がマホウトコロの代表として、ホグワーツに？冗談でしょう？」

冗談と言ってください

少しからかっただけじゃって

「冗談ではない。アルバスにもこの話は既に通っておる。」

「校長先生の仰っているアルバスというのはホグワーツ校長のアルバス・ダンブルドア様でしょうか」

「あぁ。」

私がホグワーツに“代表”として“留学”？

無理無理無理無理無理。

何度でも言おう。

無理。

私なんか“イエローモンキー”って言われておしまいだ。

あぁ、お腹が痛い。

もう多分胃に穴が空いた。

断ろう。絶対に断ってやる。

イエローモンキーの私が向こうに行っても絶対ろくなことがない。

それにマホウトコロの評価が下がるだけだ。面汚しになっちゃう！！！

「君には失望したよ。」

そんな校長先生…貴方がおっしゃったのに…

「黙れイエローモンキー！動物園に帰れ！」

はい、帰りますごめんなさいごめんなさい

想像するだけでも辛い頭痛もしてきた…

「あの、わ、私なんか無理です、本当無理です。無理なんですよね普通に」

「なぜかね。」

なぜかね？無理だからですよ。

胃が痛いからですよ。

皆さんに千円札くらいのハゲができるからですよ。

「Aよ。嫌嫌と言われても決定事項じゃ。」

決定事項……決定事項？

「決定事項？！ダンブルドア様と話したのは“かもしれない”って話でしょう？！」

「いいや？」

いいや？？？

「で、でも私には留学できるほどのお金がありません！やっぱり中止に＿＿＿＿＿」

「費用はあちらが出してくれるそうだ。」

「ですが私のためにわざわざお金を出していただくというのは…」

「私達は君にそれだけの価値を見出している。少々ネガティブな所が難点だが…」

「難点があるのでしたらお辞めになる方がご賢明かと…」

「……はぁ。ホグワーツに入学できる年齢は知ってるかね？」

「１１歳とお聞きしています。」

「その通り。そして君は１１だ。」

「はい。」

「わかるね？」

「…」

「君は１１の代で最も優秀な生徒じゃ。既に金色のローブにまで達している。」

私以上に優秀な生徒は居ます。

それにきっとあの金のローブは何かの手違いです