思い出50つ ページ2
Aside
八「Aちゃん」
『なんですか？？』
真剣な眼差しに
ぐっと引き寄せられる
その青い瞳に
映る私と目が合う
八「私は今のまんまじゃ
弱くて平和の象徴になんて
まだとてもじゃないけどなれない。
だから冬鈴ちゃんと
一緒にヒーローになって
君の隣で平和の象徴として
そして勝手かもしれないけど
君を1番に守るヒーローになりたい。
あの土手で君に助けられた時から
私は君に一目惚れしてしまった
そしていつからか
気持ちが抑えられないぐらい
好きになってた
...
私と
付き合ってくれないだろうか。」
うそ...
涙がほろほろと
出てくる
信じられない
八「!?な、泣かすつもりは
無かったんだ！
ごめんね断って大丈──」
『ち、違うんです...
私もその八木さんに
一目惚れして
きっと無理だろうって
勝手に決めつけて
でも今日ダメ元でも告白
しようと思ってたんです。
私も八木さんのことが大好きです』
今うまく笑えてる気がしない
涙で彼の顔が霞んで
よく見えない
八「!!Aちゃんが
そんな風に思ってて
くれてたなんて...
こんなに嬉しいことはないよ」
泣かないでと
わたわたしながら
ハンカチで私の目元を
優しく拭ってくれる
私の大好きな人
『私こそホントに幸せです
すいません
ありがとうございます
八木さん』
もうすっかり
涙も止まって彼の顔が見える
彼の顔が赤い
きっとそう気づいた
私の顔も真っ赤だ
八「Aちゃんにお願いがあるんだ
その...下の名前で
私のこと呼んでくれないか？」
そう言ってバツが悪そうに
そっぽを向いて
頭をかく彼
『はい全然構いませんよ？』
八「呼んでみて？」
『え？』
八「私の名前」
『そんなにかしこまって言われると...』
悪戯な彼の顔に
また心拍数が上がる
八「言ってくれないと拗ねるよ」
『拗ねるのは困ります
でもなんだか..恥ずかしいです』
八「拗ねるまで3、2、」
『わぁぁ！言います！
言いますから！！
...
...
俊典さん...？』
優しい暖かさに
包まれる
八木さんの香りに包まれて
心臓がばくばくと
鼓動を激しくする
八「あぁ、もう君反則だよ」
『八木さんこそ反則です』
八「ん？名前」
『と、俊典さんです』
彼の新たな一面が
また垣間見えたような気がした
八「絶対ヒーローになろう」
『はい絶対俊典さん』
きっと最後は
うまく笑えた気がした
続く (更新停止中)
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☆ - ぐぁぁぁ！！！好き！！続きが！続きが欲しい！楽しみ！ (3月3日 13時) (
レス) @page2 id: bf790eb9a7 (このIDを非表示/違反報告)
紅茶の狼 - ァァァァァ！！尊い！！尊すぎる！！続きが楽しみで仕方がない！！ (5月28日 0時) (レス) @page2 id: e27c5b8e73 (このIDを非表示/違反報告)
きゃんぱすのーと - 続きがめちゃくちゃ楽しみです！！！！ (2021年3月18日 13時) (レス) id: 4f7bd18b95 (このIDを非表示/違反報告)
山茶花外伝(プロフ) - 最近ヒロアカにハマりまして、オールマイトが一番好きだったので夢小説で恋愛物ないかなぁ〜。なんて探してたら見つけまして、見ていて頬がすごく緩みました(笑)、続き、楽しみに待ってます！ (2019年11月17日 13時) (レス) id: 527287643d (このIDを非表示/違反報告)
焼きめし(プロフ) - まるさん» 作ったあとすぐに外したつもりだったんですけど外されてなかったですかね？(￣▽￣;)以後気をつけます (2018年10月6日 9時) (レス) id: 26404c43b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：焼きめし | 作成日時：2018年10月5日 22時
