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懐かしい青い春 ページ43

?「久しぶり!桐崎!!」




『……灰原…なんでお前…』



なんで灰原がここに…



見渡すと空港っぽい場所だった。

まさか…ここはあの世…?



?「そうですよ」


振り返ると高専時代の七海がいた。


なん……で


待って、もし。


もし…ここが、もしあの世なら…





七海は……




『馬鹿野郎!!!!!なんでお前まで、』


七海「その言葉そのまま君にお返しします」



ゔ…



灰原「2人共同じ呪霊に殺されちゃったんだね
仲良しじゃん!」



『嬉しかねぇぞ…
死んだら意味ないんだし』


七海「同感です」



そこから他愛のない話をした。



まるで、高専時代(青春時代)を再び3人で過ごしているようだった。





『はあ〜!
久しぶりに笑った!』



七海「相変わらず笑いのツボが浅いですね桐崎は」


灰原「だね〜」



『ずっとここに居てぇな…』


ポソッと下を向いて俺は言った。



「「だめだよ/ですよ」」


2人はそういった。

七海「君には君にしかできないことがあります」

灰原「そうだよ
まだ桐崎があの世(こっち)に来るのは早いから」


早い…か



『……灰原…お前人のこと言えねぇだろ』


灰原「ゔ…」


まあ、けど────── 



『そろそろ行くよ
たくさんの人達と可愛い弟子を待たせてると思うから』



その場に立ち上がり、グッと背伸びをし俺は言った。


七海「今度、弟子の話聞きたいです」

灰原「あ、俺も!!俺も聞きたい!!!」


『おう』

枯れたと思った涙。→←俺個人の後日談



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作者名:イカしたガール | 作成日時:2023年11月5日 23時

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