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怖いこと ページ40

松葉side




物心つく頃にはソレは視えていた。


前世から視えていたこともあって違和感は不思議とない。



別に視えてるからと言って、


俺に害はなかったけれど、




視えている俺を周りは怖がった。




次第に俺はソレと視るのを止めた。



会話するのも止めた。




話しかけてくれたソレには申し訳なかったけど






「呪い」

「キモい」

「怖い」


そんな痛々しい言葉なんかより



【まつ…くん…?怪我は…?】



【あね…き…!?!なんで】




姉貴が傷つく姿を見たくなかったからだ。






『………』

ボーダーアンチはクソ→←病院は苦手



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作者名:イカしたガール | 作成日時:2023年11月5日 23時

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