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人生2周目の男の憂鬱 ページ3

転生したと気が付きかれこれ11年ほど経った。




母「松葉ー!コレお隣の那須さんのところに持っていってくれる?」



『いいよ』


きっと今度こそ幸せに平和に過ごせると思った。

なのに…



ドロドロしたような黒いモヤ




すぐにわかった。



これは俺にしか視えないモノだって


多分、霊的なナニカなんだろう。


うん…すごーい鬱。
前世のこともあるからそれ引き継がれたのか??とか色々考えたけど、答えが出ないので考えるのをやめた。


『……そんじゃ、行ってくる』


母「頼むわよー」










隣に住んでいる歳下幼馴染の玲ちゃんは身体が病弱だ。


そんな彼女の側には霊が多かったりする。
いやまぁ…別にさ…目合わせなきゃ良いんだけど…




ピンポーン



てか、玲ちゃんいるかな??
最近彼女の姿を見てないんだけど…




ガチャ




?「はい?」




知らない男の子が出てきた。



誰だ?



?「松葉お兄ちゃん…!!」


奥から玲ちゃんが出てきた。


?「玲の知り合いか?」


?「近所に住んでるお兄ちゃんよ透君
松葉お兄ちゃん
この子は奈良坂透君
私の従弟よ」


?「初めまして、奈良坂透です
松葉…さん?」



『桐崎松葉…
呼び方はなんでもいいよ
あ、コレうちの母さんから』


那須「おばさんから?ありがとうお兄ちゃん」


『いーえ
ところで玲ちゃん
体調は大丈夫なのか?』



那須「今は落ち着いてるわ」


『それか
それならよかった俺は行くね
透君もまたね』


奈良坂「はい」




にしても…



美形だな…



玲ちゃんも透君も



流石従姉弟って感じる。


美形っつったらあのクズな先輩が浮かぶな…


あの人…性格以外は完璧なんだったよな…

懐かれた…のか…?→←設定



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作者名:イカしたガール | 作成日時:2023年11月5日 23時

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