119話 躊躇い ページ45
衝撃的な2回戦も終了し、3回戦目は上鳴さんがしょっぱなから個性をブッパして塩崎さんに敗れ
4回戦目は飯田さんはサポート科の人の実験台になっていた
「飯田さん良い人だから真に受けちゃったんだろうな.....あ.....！そろそろ行かなくちゃ.....頑張ろう」
時間は瞬く間にすぎ.....
「大丈夫大丈夫.....心配するな私.....頑張るって決めたじゃない.....！」
『第5回戦！！雄英初の特別推薦入学者ぁぁ〜〜〜！その実力は未知数か！？ヒーロー科鎧塚A〜〜！vsねぇ、その角からなんか出んの！？出んの！？ヒーロー科芦戸三奈〜〜！いざ、STARTーーー！！！！』
「Aは強いけど負ける気なんてないかっ.....ら！！」
ジュワ.....
三奈さんの手から酸がどんどん出てくる
コンクリートを溶かすほどの酸、こんなの食らったらひとたまりもない
「おりゃーーー！当たれーー！」
手の方向をよく見るとどこにやろうとしてるのか分かる
「換装！飛翔の鎧！」
『鎧塚速い！速すぎる！！！芦戸の酸を避けきっている！』
「ちょっ！A避けるのうますぎ！！」
私と距離が近ければ、三奈さん自身にも酸がかかる
それを狙って私は三奈さんの懐に入り込んだ
「私だって.....負けないですから.....ね！」
ドン！！
私を避けようとしたら凄い勢いで三奈さんが尻もちをついた
「痛い.....！！」
「芦戸さん、場外！！鎧塚さん二回戦進出！！」
歓声が湧き上がる
「ごめんなさい、三奈さん.....お尻.....！」
私が手を出しながら言うと、三奈さんが私の手を握った
「Aすーっごく速かった！！！後ろに退くことしか出来なかったもん！凄いよーーーー！」
三奈さん.....良かった.....怪我してなくて......
「三奈さんの酸当たったら溶けちゃいそうでした！」
大切な人達は傷つけたくないから
その後百さんは場外で常闇さんが
切島さんと鉄哲さんの個性だだかぶり対決は引き分けで、腕相撲で勝負をつけるという
「次は.....不穏だ.....」
お茶子さんと爆豪さん.....私は不安に駆られて仕方がなかった
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作者名：雪乃 Kei | 作成日時：2020年3月8日 15時
