緑の風を追って (ページ4)

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3話ページ4

自主的に貧しい村の手伝いをしたり
役人追い払ったりしてるのは
どんな人達だろう?
この村には腹へり逹いるかな‥?

きゃああっ!!

悲鳴!?何があった!?
私は全速力で走り出す
そこでは盗賊逹が暴れていた
ガッシャーン
物が割れて飛び散る

許せない‥‥許せない!!

私は意識を集中させて
全ての神経を研ぎ澄ます

ダッ
勢い良く地を蹴った

私の奥の手ともいえる攻撃法は
瞬間移動のように早く急所を突くこと
この盗賊逹の人数なら1分で充分!!

気絶した全ての盗賊逹
ガクッ
私は、足の力がぬけ地面に膝をついた
はぁ‥はぁ‥
これやると疲れるんだよね‥

私の周りに数人集まってくる
変わった格好してる人逹だなぁ
白銀の髪なんて珍しい‥
と、いうか‥この人、面着けてるのは何でだろ
「アンタがやったのか‥?」
その中のうちの一人
黒髪の青年の問いかけに
私は、コクンと頷いた
「村の皆を助けてくれてありがとう
あなたは何をしにここに来たの?」
「通りすがりの旅人です
あなた逹は‥?村人では無いですよね‥?」
私がそう言うと少女と白銀の髪の青年は
明らかにしまった! という顔をした。

聞いたらマズイ事なのかな??
「俺らは‥」
黒髪の青年が何か言い出そうとしたとき
またやって来る人逹が‥
「そっち大丈夫!?怪我人は!?」
焦った声の主の方を向く
こっちにやって来るのは
少年と
黄色の髪をもつ青年と

あと一人は
私と同じ‥緑の‥髪‥