▫️俺は、御影玲王だ - 2 ページ24
*
もしかしたら俺は…あいつを幸せにするのは俺しかいないと決めつけていたから。
別れてからのあいつが心配でずっと気にかけていたことによる負荷を無意識に感じていたのかもしれない。
ーーはっ、なんだよこれアホらし。
「はぁー…あいつより可愛いやつなんてこの世に存在すっかなぁ」
「レオはAのどういうとこが好きだったの?」
「全部」
「幼馴染つえー」
「まあな。俺の中でAは一番だったし。あくまでサッカーは二の次だよ」
「でもレオ、サッカーは続けるんでしょ?」
あー、サッカーね。
人の気持ちは、どんなに努力しても一方通行だと手に入らないとわかった。
だからAが手に入らないって分かった以上、もうサッカーを続ける意味もないから辞めようかとさっきまで思ってたけど。
「…当たり前じゃん。お前と俺はコンビだろ?」
W杯は努力次第で手に入れられる。
何より俺はこいつとサッカーをするって決めたんだ。
この意思は曲げねぇ。
見くびんなよ?俺はーーー御影玲王だ。
「そうこなくちゃ」
「二人で頂点目指すぞ、凪!」
「いえっさー」
「 俺は、御影玲王だ 」
(ぜってぇW杯モノにしてやる)
200人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宇治(プロフ) - いのりさん» いのりさん、ご無沙汰しております♪お優しいお心遣い感謝です(泣)励みになります…まさかこんなにスランプに陥ると思っていませんでした…。凪くん楽しく執筆させていただきますね!ありがとうございます♪ (2023年2月17日 13時) (レス) id: 7205c6bdcb (このIDを非表示/違反報告)
いのり(プロフ) - 宇治さん!こんにちは!スランプって大変ですよね…。ゆっくり宇治さんのペースで大丈夫ですよ!応援してます♡ (2023年2月17日 7時) (レス) @page26 id: 61b0845b42 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:宇治 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uji/
作成日時:2023年1月28日 17時