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episode４ ページ5
そして、お昼の休憩時間。
教室の雰囲気は転校してきた西畑くんの話題で持ちきり。
クラスの女子は彼の周りに群がり一緒にお弁当を食べよう、と言う。
隣の席の彼のところに集まるということは私の席にも被害が来るわけで。
一足先にベランダへと逃げた。転校初日なんてこんなもんだろう。がんばれ、西畑くん。
そう目で伝えようと思って彼のほうを見た。
「っっ！」
そんな彼がこちらを見ている。なんだ…あの引き付けられるようなまるで首筋を噛みつかれたような感覚は。…助けを求めているのか？
「…西畑くん、ちょっといい？」
「えっ？う、うん」
気が付けば彼を引き連れて教室を出ていた。あーあ。やってしまった。
クラスの中心にいるキラキラした女子たちがこちらを睨んでいるだろう。
さようなら、私の平凡な生活。
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イエイエ - 面白いです！ (2018年10月2日 18時) (
レス) id: 0eb552661f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐那 x他1人 | 作成日時：2018年8月13日 15時
