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私がこのとなりの部屋のワンコを拾ったのは、1ヶ月ほど前だ。
その2が月ほど前に引っ越してしてた、ワンコこと、みっちーとは数回顔を合わせたことはあったけど、特に話すこともなく。
若い子が越してきたなぁってくらい。
そんなとある日、もう自分の部屋がそこまで見えた頃、となりの部屋の入口に見てはいけないものを見えてしまった。
え？私、霊感なんてあったっけ？
私のとなりの部屋、呪われてんの？？？
玄関のドアが少し空いていて、その隙間から靴を履いたままの人の足が10センチほど見えていた。
ヒッ！と声が出なかったのは、1週間働きすぎて、疲労困憊で声を出すエネルギーすら残ってなかったからだと思う。
興味本位に近かったと思う。
私って、こんな才能あったんだぁって。
今度家族に自慢してやろうって、そんな気持ちで、
触れないと思ってたその足に手をかざすと、あっさり生地の質感を感じて、思わず手を勢いよく引くとバランスを崩してひっくり返りそうになる。
ということは、
これは生身の人間…
…住んでるのは、あの男の子
少しだけ開いてるドアをゆっくり開ければ、やっぱり玄関に横になってる例の彼。
救急車？警察？
病気ですか？怪我ですか？？
全くわからないので、とりあえずドラマで見た脈を測るやつ、！
顔を横にしてうつ伏せになってるせいで、さらけ出されているその首筋に触れた。
私の首が冷たかったからか、触れたその肌は暖かくて、
脈が測れなくて、あっちかな、こっちかなって、あちこち触ってるうちに、
彼は目を開いてたみたいで、
いきなり手首を掴まれて、今度こそほんとに声が出た！！
「っうわあ！！！生きてる！？！」
「…え、…なに？…生きてます。 けど、」
上半身を起こした彼は、いったぁなんて、首をさすりながら顔を顰める。
「じゃあなんで倒れてた？誰か…襲われたとか？！
もしかして、まだ部屋の中誰かいる？！？」
ちょっとごめんね、なんて言って、顔とか首とか殴られてないか触って、見て、確かめる。
「うえ！？や！そんなんやないです！…その、僕しかいないんで殴られたとかはないです！
やから、ちょっと手、離してほしいというか…」
「あ！ごめん！だよね、だよね。…ごめん、ちょっと混乱してて…」
急いで距離をとる。
「えっと、…とりあえず、警察は呼ばなくていい感じ？？」
そう聞くと、彼は黙って頷いた。
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いとしなもん(プロフ) - ゆうさん更新ありがとうございます‼︎とても楽しみにしていたので更新して下さりありがとうございます‼︎引き続き応援しております‼︎ゆうさんのペースで頑張って下さい🥰 (11月7日 17時) (
レス) id: a0d3106a6a (このIDを非表示/違反報告)
いとしなもん(プロフ) - 初コメ失礼します。Sweetdevilをきっかけにゆうさんの作品が大好きになりました🍀Twitterの方もフォローさせて頂きプライベッターの方もフォロリク送らせて頂きました。これからも応援しております‼︎ (7月7日 5時) (レス) id: a0d3106a6a (このIDを非表示/違反報告)
さゆみ(プロフ) - 更新されるの待ってました...！丈くんとの急接近♡この後も楽しみにしてます〜！ (7月6日 23時) (レス) @page34 id: 3d5866d42a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう
| 作成日時：2023年1月26日 21時
