Snow moon 3

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「あー、眠い」




ユミ「プールの後って眠くなるよねー」




今日は午前中ユミとプールに行ってきて、お昼を外で食べて午後はうちで宿題をする、って予定。




で、今リビングで宿題をやってるんだけど眠い。




「っていうか、ユミめちゃくちゃナンパされてたね(笑)」




ユミ「ウザイったらないよ。せっかくAとのんびりしようと思ってたのにさ」




「予定より早く切り上げたもんね」




ユミ「Aだってナンパされてたじゃん」




「あれってナンパだったの？中学生だったよ？」




ユミ「中学生でもなんでもナンパはナンパ」




「なんか、かわいかったね(笑)」




ユミ「まぁ、写真も撮ったし？そこそこ楽しかったね」




「うん、楽しかった。またどっか行こ」




ユミ「そうだねー、夏休みなのに部活ばっかだしさ。

ほぼ毎日学校行ってるんだよ？」




「ね、真っ黒だもんね。翔ちゃんもユミが真っ黒だったって言ってたよ」




ユミ「うん、先生真っ白だねって言ったら"お前黒いな"ってちょっとびっくりしてたもん」




「私より白いんじゃないかな。めっちゃマメに日焼け止め塗ってるみたい」




ユミ「女子力高いよねー。自信なくなっちゃう」




「美肌以外はそんなでもないから。自信なくす必要ないよ？」




ユミ「でもさ、こんな真っ黒に焼けてたら女として見られないんじゃないかって思うよ」




「別に翔ちゃんに女として見られなくたっていいじゃん(笑)」




ユミ「ん･･･そうだよね」




「ん？どうかした？」




ユミ「ううん、さ、宿題やっちゃおう」





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