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コートに戻ってまた練習を始める。
コツを掴んだのかさっきよりもすんなりボールが打ててる気がする。
あ、ちょっと楽しいかも。
こうやって新しい発見が出来て嬉しくなる。
でも、ずっと運動してなかった身体は正直。
右足が攣ってしまった。
「あたたたた。ユミごめーん！」
ユミ「大丈夫？休んでな。
初めっからハードだったかな、ごめんね？」
「違う違う。私があまりにも運動してこなかったせい。
意外とテニス楽しくて張り切りすぎたー(笑)」
ユミ「ホント？嬉しいなー。
無理しないで休んでてね」
ベンチへ行き、仰向けに横になって空を眺めてた。
雲ひとつない青空。
「きれー･･･」
青が濃くて、風がさらりと吹いて心地良い。
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「･･･おーい。寝てんのー？」
ほっぺをちょんちょんと突かれて自分が寝てたことに気づく。
「ん、ユミごめん寝ちゃった･･･」
目を開けるとそこにはドアップの顔が。
「えっ！うわっ！」
驚いて起き上がると、覗き込んでた人とオデコをぶつけてしまった。
「いたた･･･」
お互いおでこを押さえて、相手を見るといつかの駅で会った人だった。
「す、すみません！！！
私、びっくりして･･･」
「ごめんなぁ？俺が覗きこんだのが悪いねんな」
ぶつけた所に手を当てて私と目を合わせるように覗き込まれて謝られてドキッとした。
「い、いえ！授業中なのにうっかり寝ちゃった私が全面的に悪いです！」
ユミ「Aー？
･･･どしたの？」
練習が終わってそばに来たユミに事情を話した。
ユミ「あはは！そりゃAが悪いわー」
「いやいや、びっくりさせてもうた俺も悪いんよ」
2人してペコペコ頭を下げて謝ってたらチャイムが鳴った。
翔太「A？お前何してんだよ、次の授業間に合わねーぞ」
「翔ちゃ、･･･渡辺先生」
翔太「おでこどうした？あーあ、また涼太に怒られんの俺なんだからなっ！」
覗き込まれて涼ちゃんの名前を聞いたら恥ずかしくなっちゃって無視した。
「ユミ、時間！急ごう！
じゃあ、本当にすみませんでした！」
２年生の人にもう一度謝って頭を下げた。
翔太「おい！無視かよっ！」
ユミの手を引っ張って教室へ戻る。
ユミ「Aー？あとで詳しく聞かせてね」
「はいはい、急ごっ」
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kazu(プロフ) - かたつむりさん» 初めまして。胸キュン！嬉しいです！前作から読んでくださってありがとうございます😊 (8月17日 10時) (
レス) @page46 id: 889c8d30f9 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり(プロフ) - 初めまして。前作から楽しませていただいております。とっても胸キュンで心臓が持ちそうにありません、、、笑目次？は数字だけでも私は楽しませていただいております。どんな話だろうってワクワクしてます！ (8月17日 0時) (レス) @page40 id: 9797a1d79a (このIDを非表示/違反報告)
kazu(プロフ) - なぎさん» 初めまして。前作から読んでいただけて、また読みやすいなんて言っていただけて嬉しいです！コメありがとうございました！ (7月18日 13時) (レス) id: 889c8d30f9 (このIDを非表示/違反報告)
kazu(プロフ) - K310Yさん» 初めまして。康二担の方にきゅんきゅんしていただけるなんて！嬉しいです。コメありがとうございました！ (7月18日 13時) (レス) id: 889c8d30f9 (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - 初めまして。前作から読ませて頂いております。前作もですが作者さんのお話がとても読みやすく楽しくて毎回更新を楽しみにしてます。 (7月17日 8時) (レス) @page40 id: 1120b0b979 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kazu | 作成日時：2023年6月19日 14時
