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阿部「ね、お昼2人ともどうするの？」
「あ、私お弁当作ってきたの。多めに持ってきたからよかったら食べる？」
みんなも一緒に食べれられればいいなと思って、多く作ってきた。
目黒「マジ？！やったー！」
阿部「いいの？」
「ラウールくんもよかったら、ね？」
ラウ「ありがとう！」
ユミ「天使がここにいるわ」
「あ、翔ちゃんの分も教室にあるんだった。渡してくるね」
教室へ行く前にジャージを脱ぎ、康二先輩の所へ向かう。
「康二先輩、ジャージありがとうございました」
康二「着ててええんよ」
「いえ、でも、自分のあるんでお弁当持ってくるついでに取ってきます」
康二「じゃあそれまで着てて」
この会話をしてる時でも周りの女の子達の視線が痛い。
「あの、大丈夫です、本当に。･･･じゃあ」
康二「あ、なぁ！」
その後の言葉を聞かずに教室へ走った。
ダメだ、泣きそう。
教室まで一気に走ったから息切れしてる。
「はぁっ、はぁっ･･･」
手を見ると震えてる。
･･･何勝手に傷ついてんの。
ちょっといい気になったのは、私。
浮かれちゃって馬鹿みたい。
呼吸を落ち着かせて、お弁当とジャージを持って翔ちゃんの所へ向かう。
「翔ちゃん」
翔ちゃんも深澤先生も女の子に囲まれて写真を撮っていた。
翔太「A」
「お弁当」
ぐっと差し出す。
翔太「あー、ふっかーお前昼は？一緒に食わねぇ？」
深澤「マジ？！行く行くー」
「翔ちゃん、一緒に食べるの？」
私の肩を抱きながら私にだけ聞こえる声で、
翔太「この撮影会から解放されてーんだよ。
お前いたら寄ってこないしな。協力しろ。
･･･お前なんかあった？涙目だぞ。」
深澤「なべいこーぜー」
ほら行くぞって強引に連れていかれる。
翔太「Aの唐揚げが1番うまいんだよ」
「涼ちゃんに教わったレシピだよ」
翔太「それでも可愛い妹が作んのがいーの、な？」
優しい目で。
不器用な翔ちゃんらしい慰め方。
ありがとう。
深澤先生も私の頭をぽんぽんとしていた。
チラッと見ると、目は合わなかったけどそれも優しさなんだなってわかった。
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kazu(プロフ) - かたつむりさん» 初めまして。胸キュン！嬉しいです！前作から読んでくださってありがとうございます😊 (8月17日 10時) (
レス) @page46 id: 889c8d30f9 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり(プロフ) - 初めまして。前作から楽しませていただいております。とっても胸キュンで心臓が持ちそうにありません、、、笑目次？は数字だけでも私は楽しませていただいております。どんな話だろうってワクワクしてます！ (8月17日 0時) (レス) @page40 id: 9797a1d79a (このIDを非表示/違反報告)
kazu(プロフ) - なぎさん» 初めまして。前作から読んでいただけて、また読みやすいなんて言っていただけて嬉しいです！コメありがとうございました！ (7月18日 13時) (レス) id: 889c8d30f9 (このIDを非表示/違反報告)
kazu(プロフ) - K310Yさん» 初めまして。康二担の方にきゅんきゅんしていただけるなんて！嬉しいです。コメありがとうございました！ (7月18日 13時) (レス) id: 889c8d30f9 (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - 初めまして。前作から読ませて頂いております。前作もですが作者さんのお話がとても読みやすく楽しくて毎回更新を楽しみにしてます。 (7月17日 8時) (レス) @page40 id: 1120b0b979 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kazu | 作成日時：2023年6月19日 14時
