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どうしよう、何かお礼しなくちゃ。
ユミと昼休みいつものように中庭でお昼を食べようと向かっていたら、中庭に続く廊下の向こうから向井さん達が歩いてくるのが見えた。
とりあえずお礼言わなきゃ。
走って行き3人に「あの、さっきはありがとうございました」と伝えた。
佐久間「あ、妹ちゃん、大丈夫だった？」
「はい、向井さんジャージありがとうございました」
向井「風邪ひかんようにな」
「はい、佐久間さんも岩本さんもありがとうございました」
岩本「俺らは何もしてないよ(笑)」
「あ、でも見えないように･･･」
佐久間「なんのことー？」
「いえ、あの、お気遣いいただいて･･･」
向井「服乾いた？」
「いえ、まだ･･･。ジャージすぐ返しますので」
向井「いつでもええって。もう暑くなってきたし着やんと思うから」
佐久間「もしかしてその下、着てないの？」
「あ、シャツは濡れちゃったので流石に･･･。下着は仕方なく着てますけど」
向井「え。だったらそんなファスナー下げとったらあかんて」
だって少し暑いし、上まで上げてたら向井さんの香りでクラクラしちゃうんだもん。
平静なんて保てない。
なんて思ってたら向井さんがファスナーを首元まで上げてくれた。
そして顔が近づいたと思ったら耳元で「男は意外と見てんねんで？」と囁かれた。
「･･･ココも」とうなじを指ですっとなぞられゾクッとして「ひゃっ」と声が出た。
自分から出た声にびっくりして、ばっと口を押さえて向井さんを見た。
向井さんは伏せてた瞳を上げ口角だけで微笑んだ。
っ！！！！
どうしよう、その色気にぶっ倒れそうだ。
鼻血出てないよね？私、生きてる？
顔がすでに真っ赤になってるのを感じて思わず顔を隠してしまう。
岩本「ふはっ、かわいいな」
頭に手を置かれる。
佐久間「俺の妹にならない？」
ユミ「先輩達、あまり揶揄わないでくださいね！」
「それじゃあ」とユミは放心状態の私の腕を引っ張りながら歩き出した。
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kazu(プロフ) - かたつむりさん» 初めまして。胸キュン！嬉しいです！前作から読んでくださってありがとうございます😊 (8月17日 10時) (
レス) @page46 id: 889c8d30f9 (このIDを非表示/違反報告)
かたつむり(プロフ) - 初めまして。前作から楽しませていただいております。とっても胸キュンで心臓が持ちそうにありません、、、笑目次？は数字だけでも私は楽しませていただいております。どんな話だろうってワクワクしてます！ (8月17日 0時) (レス) @page40 id: 9797a1d79a (このIDを非表示/違反報告)
kazu(プロフ) - なぎさん» 初めまして。前作から読んでいただけて、また読みやすいなんて言っていただけて嬉しいです！コメありがとうございました！ (7月18日 13時) (レス) id: 889c8d30f9 (このIDを非表示/違反報告)
kazu(プロフ) - K310Yさん» 初めまして。康二担の方にきゅんきゅんしていただけるなんて！嬉しいです。コメありがとうございました！ (7月18日 13時) (レス) id: 889c8d30f9 (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - 初めまして。前作から読ませて頂いております。前作もですが作者さんのお話がとても読みやすく楽しくて毎回更新を楽しみにしてます。 (7月17日 8時) (レス) @page40 id: 1120b0b979 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kazu | 作成日時：2023年6月19日 14時
