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Aside
気づけば康二と付き合い始めて一年になろうとしている。
記念日には何かしようかな、贈ろうかななんて思っていたけどその日中学の時の友達の結婚式に出席するため、ゆっくり祝えなさそうだった。
「ごめんね、康二」
康二「ええよ、気にせんといてや。
また後日2人で過ごせれば」
「じゃあ、結婚式の後二次会があるから、その後2人で過ごそう？」
康二「俺は別にええけど、疲れんちゃうか？」
「ううん、大丈夫。やっぱり遅くてもその日に祝いたい」
康二「じゃあ、そのプランは俺に任せといてや」
「ありがとう。楽しみにしてるね」
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さて、何を着ていこう。
私の部屋にあるもう１つのクローゼットの鍵を開ける。
私の部屋には、自分が普段使っているウォークインクローゼットの隣に母が使っていたものが入ってるウォークインクローゼットがある。
ドレスから宝飾品まで、ありとあらゆる高価なものが置いてある。
いずれはあなたの物になるんだからと、置いていってくれた物だ。
流行り廃りがなく、シンプルな物ばかりで中にはおばあちゃんから受け継がれた物まである。
ドレスを何着か出してみたものの、どれがいいか迷ってしまう。
「こういう時はユミの出番だな」
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ユミ「わーすごいじゃん！どれも綺麗！」
「どれがいいかな。結婚式に」
ユミ「二次会も行くんでしょ？
だったらこれにショールかストールで・・・これか、これがいいんじゃない？」
色々悩んで、シルクオーガンジーのドレスにした。
ネックレスとイヤリングとバッグにパンプス、全て揃った。
当日、美容院で髪をセットしてもらう予約をして。
あとは康二に当日渡すプレゼントも考えていた。
パパに連絡して、アンティークのカメラでいいものを探してもらっていて昨日やっと届いた。
「あ、パパ？カメラありがとう。
すごくレトロな感じでかわいい」
パパ「それはよかった。
まさかAと康二くんがねぇ。
パパからも康二くんに渡してもらいたいものがあるんだけど」
電話の指示でパパの荷物が置いてある部屋に行き、指定された箱を開けてみると、カメラが。
パパ「そのカメラ、康二くんにプレゼント。
僕はそのカメラ使わないから。
大事にしてくれる人に使って欲しいんだ」
「うん、わかった。渡しておくね」
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kazu(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます！遅くなってごめんなさい！最後までお付き合いいただければと思います！ (6月2日 15時) (
レス) id: 889c8d30f9 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 待ってました！続きすっごく楽しみです！無理せず更新してくださいね！ (5月5日 22時) (レス) @page9 id: 473e4dbaf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kazu | 作成日時：2023年4月28日 13時
