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それから数日、Aはなんだかお疲れの様子やったんよ。
「ここんとこ疲れてるようやけど何かあったん？」
A「ううん、大した事じゃないんだけどうちに異動してきた子がね・・・でも、大丈夫。
ちゃんと話して解決したから」
「それならええんやけど。何かあったら俺に言うてや？」
A「うん、康二がそばにいてくれてるだけで私は私でいられるから。
康二は私の充電器なの(笑)」
「なんやそれ(笑)ほんならたくさん充電させたるわ」
A「ふふ、ありがと」
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それから数日後、Aがめめにお礼したいと食事会を開いた。
俺も改めてお礼を伝えた。
そこでわかった事実、めめがAのこと好きやったって事。
俺、なんて言うたらええかわからんかったわ。
めめの気持ち考えたら・・・。
めめは努めて明るくしてくれてた。
その優しさを受け取るしかなくて。
俺は俺にできる事、ひとつひとつやってくしかないなと思った。
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次の日、近所の子が子犬をうちに預けて行ったらしい。
一緒に動物病院へ連れて行って、家で体を洗ってあげた。
飼い主を探すのに写真を撮ってチラシを作る。
カフェの常連さんたちも手伝ってくれて、２匹までは順調に新しい家族ができた。
子犬を連れてきた子も、放課後遊びに来たり。
子犬もそうやけど、子供もかわいいな。
いつか俺にも家族が出来て子供を授かる日が来るんやろな。
その相手がAだったら、幸せやろな。
いや、Aとしか考えられへん。
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残りの１匹の募集期間を設けてたけど、最後の最後に飼い主の希望があった。
しばらく一緒にいたから、流石に情が湧いてしまった。
「寂しいな」
Aと一緒に別れを惜しんだ。
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❄︎❄︎ここで、康二side終了となります。❄︎❄︎
次回からまたAさんsideになります。
また時々、変わるかもしれませんがこれからもお付き合いの程よろしくお願いします。
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kazu(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます！遅くなってごめんなさい！最後までお付き合いいただければと思います！ (6月2日 15時) (
レス) id: 889c8d30f9 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 待ってました！続きすっごく楽しみです！無理せず更新してくださいね！ (5月5日 22時) (レス) @page9 id: 473e4dbaf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kazu | 作成日時：2023年4月28日 13時
