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数日後、夕方頃例の女子高生たちがやってきた。
「何？もう来んといてって言ったやろ？」
『あの・・・ごめんなさいっ』
全員に頭を下げられた。
『私たちあんな酷い事言って、そりゃあの時は腹が立ったって言うのもあるけど、あのお姉さんに失礼な態度とったのはうちらなんだって気づいたの。
だから謝りたいなって思って』
「あんな？それもそうやけど、ここカフェでも本読んで寛いでいってもらう場所なんよ。
図書館やないし、話すなとは言わへんけど他のお客さんに煩わしい声の大きさで騒がれるのも困んのよ」
『わかってる。
他のお客さんからうるさいって思われてんのも、お姉さんが康二くんの彼女だってことも。
でも、迷惑にならなかったらまたここに通ってもいい？』
「舘さん？どうする？」
舘「康二に任せるよ」
「わかった。ただし、誰かを揶揄ったり、陰口言うたり、うるさかったりしたらあかんからな。
ここの雰囲気壊さないなら、また来てや」
『お姉さんにも謝りたいんだけど』
「お姉さんは仕事に出てる。
ここはお手伝いでたまに入ってもらってんの。
普段は会社員してるからな。
休みの日ならおるから、そんとき謝りや」
『うん、わかった。
康二くんありがとう』
舘「康二、これ」
「ん？あぁ。これそのお姉さんが作ったお菓子や、持って行き」
『ありがとう。またね』
「気をつけて帰りや」
舘「なんだかんだ言って、根はいい子なのかもね」
「わざわざ謝りに来てくれるってことはそうかもしれんな」
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その日の夜、Aが帰ってきたけどすごく疲れてるみたいやった。
ぎゅーっと抱きついてきて可愛い。
一緒に寝たいとか言うんやで？
俺のベッドで抱きしめながら、女子高生が謝りに来たって話したんよ、
そしたら、わざわざ来てくれて嬉しいって喜んでた。
で、「そうだよね、話さなきゃわかんないことあるよね」なんて呟いて寝てしまった。
会社でなんかあったんかな、あんまり頑張りすぎんでな？
Aの背中をとんとんして寝た。
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kazu(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます！遅くなってごめんなさい！最後までお付き合いいただければと思います！ (6月2日 15時) (
レス) id: 889c8d30f9 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 待ってました！続きすっごく楽しみです！無理せず更新してくださいね！ (5月5日 22時) (レス) @page9 id: 473e4dbaf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kazu | 作成日時：2023年4月28日 13時
