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康二兄「ほんま、それ(笑)
Aちゃん、ほんまに康二でええの？」
「はい、康二さんがいいんです」
康二兄嫁「康二くん、いい子やないの。
よかったなぁ」
康二「やろ？俺の自慢やねん」
向井家の皆さんは本当に素敵な家族で、温かく迎え入れてくれた。
滞在中はお母さんに料理を教わったり、康二の思い出の場所へ連れて行ってもらったり充実した3日間だった。
結納はせずに両家のお食事会をすることを了承してもらい、今後の話を色々させてもらった。
康二の実家での最後の夜、みんな各々お風呂へ入ったり寛いでいて私もお母さんとお茶をいただいていた。
康二ママ「どう？ゆっくりできたかしら」
「はい、とっても。お世話になりました」
康二ママ「康二、甘えたで寂しがりでしょ？」
「はい(笑)でも、いざという時はとっても頼りになるんです。
甘えてるのは私のほうで(笑)」
康二ママ「康二のこと、よろしくね」
「こちらこそよろしくお願いします。
皆さんの家族になれてとても嬉しいです」
康二ママ「お母様やお父様にもよろしく伝えてね。
一度会ったきりでご無沙汰しちゃってるから。
Aちゃんも素敵なご両親のもと育てられたのがわかるわね」
「父と母が喜びます。向こうでお待ちしてますね」
康二ママ「Aちゃんも家族になるんだから、何かあったら話してな？
いつでもここで待ってるから」
「はい」
なんだか嬉しくなって、涙が出そうになった。
家族が増えるって、きっとこういう嬉しいことの積み重ねなんだ。
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東京に帰る時、お母さんがおにぎりを持たせてくれた。
帰りの新幹線で2人で美味しいねって食べた。
それだけのことって言われそうだけど、それだけで幸せを感じられた。
「ねぇ、康二」
康二「ん？」
「美味しいね」
康二「おん、うまいな」
「幸せだね」
康二「そうやな」
きっと、康二も同じように感じてる。
言わなくても伝わってる。
それがとても嬉しい。
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kazu(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます！遅くなってごめんなさい！最後までお付き合いいただければと思います！ (6月2日 15時) (
レス) id: 889c8d30f9 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 待ってました！続きすっごく楽しみです！無理せず更新してくださいね！ (5月5日 22時) (レス) @page9 id: 473e4dbaf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kazu | 作成日時：2023年4月28日 13時
