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一通り話が済んだのでラウールは外出し、康二はパパと写真の話したり、カフェの方へ行ったりして。
改装の案としては、私とラウの部屋を一部屋にして間にあるバスルームを端にする。
ゆくゆくは子供ができた時も考えて防音で広めにしておく。
ラウの部屋は２階に移してバスルームも新しく作る。
ざっくりいうとそんな感じなんだが、私はママに１つお願いをした。
ママは「いいじゃない！」とその案に乗ってくれた。
元々は部屋も充分余ってたし。
ママ「でも、Aちゃんが幸せそうでママ安心した」
「うん、ここ帰ってきた時は精神的に最悪だったけどね」
ママ「だって電話してきた時、最悪だって声に出てたわよ？
どうせ付き合ってた人と別れたんじゃないかって。
その人と結婚しなくてよかったわね。
康二くんで本当嬉しい」
「そんなに？」
ママ「だってあんなに可愛い子、いる？
涙脆くて、人の痛みがわかって、人に優しい真っ直ぐな子」
ビジュもいいしねーなんて言っている。
ママ「ね、向こうのご両親にはいつご挨拶に行くの？
両家のお食事会とか、いつやるの？
結納とか、決めてるの？」
「あんまり堅苦しいのはやめようかって話してたの。
だから結納はしないで両家のお食事会にしようって言ってたんだけど、いいかな？
向こうのご両親にも話しなくちゃいけないんだけどね」
ママ「うちはどっちでも構わないわよ？
早く康二くんのご両親に会いたいわねー。
ママも一緒にご挨拶しようかしら」
「いやいや、食事会まで待ってよ(笑)」
ママ「あら、パパとママは一度ご両親にご挨拶してるのよ？
康二くんがうちに来る時。
もう成人してるからっていってもラウの事お願いしたからご挨拶だけさせていただいてるのよ」
「康二その事知ってる？」
ママ「んー？どうだろ。向こうのご両親が話してたら知ってるんじゃないかな？
お父様もお母様も素敵な方だったわよ。
康二くんが愛情いっぱいに大切に育てられたのがわかるわ」
「私もそうじゃないかなって思ってる」
ママ「パパもママもあんまり一緒にいられる時間がなくて寂しい想いさせてごめんね。
ラウのことも任せっきりでごめんね」
「ママ、それでも一緒に過ごしてた時はたくさん愛情くれてたじゃない。
これもうちの家族の在り方なんだから。
今は康二が愛してくれてるし、周りには素敵な友達もたくさんいる。
寂しくないよ」
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kazu(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます！遅くなってごめんなさい！最後までお付き合いいただければと思います！ (6月2日 15時) (
レス) id: 889c8d30f9 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 待ってました！続きすっごく楽しみです！無理せず更新してくださいね！ (5月5日 22時) (レス) @page9 id: 473e4dbaf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kazu | 作成日時：2023年4月28日 13時
