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康二「俺ら、
一緒に泣いて、
一緒に笑って、
一緒に幸せになろうな
って言ってたやろ？」
そう言って、康二が私にひざまづいた。
康二「今日からは、家族として
一緒に泣いて、
一緒に笑って、
一緒に幸せになってほしい。
村上Aさん、俺と、結婚してください」
そう言って指輪の入ったケースを開いて差し出した。
遠くの方でキャーっという声が聞こえる。
私は頭が真っ白になって、ただ涙がぽろぽろと出てきて
「はい、よろしくお願いします・・・」
としか言えなかった。
康二は指輪を震える指ではめてくれて、
康二「ありがとう。一緒に幸せになろうな」
と、抱きしめてキスをした。
「うん、康二、幸せになろうねっ・・・グスッ」
康二「また泣かせちゃったやん。俺もか(笑)」
2人して泣きながら笑った。
照「康二ー！Aー！おめでとうー！！！」
大介「おめでとーー！！！！」
向こうでみんながおめでとう！と叫んでいた。
康二「ありがとうー！！！」
康二まで叫んでいて、嬉しくて笑ってしまった。
みんなの所へ戻ると、急に恥ずかしくなってしまった。
照「2人ともおめでとう！コレ、みんなのとこへ送っといたから(笑)」
手にしていたスマホを見ると、さっきの一部始終が動画で撮られていてグループメールで送信済みになっていた。
「えっ！撮ってたの？！」
照「なんとなくそうかなって思って撮ってた(笑)」
大介「俺は写真係！ほらっ」
見ると康二がひざまづいてる所。
康二「めっちゃ恥ずいわ・・・」
ミコト「めっちゃドラマみたいだったよー」
サラ「A！よかったねー！私たちも立ち会えて嬉しかったよ！」
「サラごめん、なんか目立っちゃって」
ミコト「幸せのお裾分けもらった気分だよー」
サラ「そうだよ、幸せはたくさんある方がいいんだから。
次会う時は結婚式だね」
「ありがとう・・・」
バッグの中のスマホはさっきからブルブル震えてる。
康二「みんなからたくさんグループメールにきてるわ(笑)」
サラ「ねぇ！指輪見せてー」
ミコト「きれー！これあそこのじゃん」
お馴染みのブルーの箱を指差す。
照「お、康二頑張ったじゃん！」
康二「値段じゃないんよ」
大介「くはーっ、かっけーっ！」
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kazu(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます！遅くなってごめんなさい！最後までお付き合いいただければと思います！ (6月2日 15時) (
レス) id: 889c8d30f9 (このIDを非表示/違反報告)
みー - 待ってました！続きすっごく楽しみです！無理せず更新してくださいね！ (5月5日 22時) (レス) @page9 id: 473e4dbaf1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kazu | 作成日時：2023年4月28日 13時
