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あーーあったま痛・・・
飲み過ぎた・・・・・ユミ・・・仕事か・・・
テーブルには”飲んどけ!”というメモと、スムージーと二日酔いの薬が置いてあった。
ユミ、ありがとう・・・
とりあえずスムージーと薬を飲む。
食器を片付け、簡単に掃除と洗濯をして両親に電話をする。
「あ、ママ?私」
「Aちゃん!元気にしてるのー?パパも最近連絡なくて寂しがってるわよー?」
「ごめん、忙しくて。あのね?私、実家帰ってもいいかな?」
「・・・。あなたの家でもあるんだから、好きな時に帰ればいいのよ。
あ、前にも言ったけど今あそこシェアハウスになってるからね?
迷惑かけないようにするのよー」
「は?え、聞いてないんだけど!!」
「えー、言ったわよー。Aちゃん、「はいはいわかった」って言ってたし」
「いつ?!」
「んー、建て替えた時かな、そういえばAちゃん忙しそうだったけど」
「また適当に聞いてたんでしょ?いっつも適当にママの話聞いてるからそんなことに・・・」
「あーーはいはいわかったってばー」
「姉弟仲良くするのよー、じゃあねー」
えー、シェアハウスってなんなのー
そういえば両親がフランス行くってなった時、弟がまだ学生だからなんたらかんたらって言ってたような・・・あれか。
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作者名:kazu | 作成日時:2023年2月8日 16時