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バーベキュー当日、昼過ぎに照が食材やら飲み物をたくさん持って来てくれた。
「照ー、急にごめんね、ありがとー」
照「全然。重ければ重いほどトレーニングになる」
「照は変わらないねー」
涼太くんと次々下ごしらえをしていく。
「え、涼太くん魚捌けるの？すご。」
涼太「こっちはマリネで、こっちはアクアパッツァにしようか」
「じゃあ、こっちのお肉下味つけちゃうね」
午前中のうちに照が好きなチョコでガトーショコラとプリンを作って冷蔵庫にいれてあるし、野菜も切った。
照と蓮くんでバーベキューグリルに炭を入れてくれてるし、大丈夫かな。
ラウは庭でリンと遊んでいるし、大ちゃんと康二くんはリビングでゲームをしている。
一通り準備も済んだので来週からの出社に備えて部屋でPCを開いた。
一週間メールを見ていないとこんなにも溜まるのか。
ざっと目を通し、スケジュールを確認した。
作業に集中していたら皆んなから今から向かうとメッセージが。
リビングに戻り、駅まで迎えに行って来ますと言ってリンを連れて家を出た。
駅に着くと「Aー！」ユミがぶんぶん手を振ったとたんリンが駆け出した。尻尾を振り回して飛びかかった相手は翔太だった。「キャー」といってリンの下敷きになっていて皆んなで大爆笑した。
翔太「顔舐められたー」
ごめんごめんとウェットティッシュを渡したがリンは物足りなさそう。「舐めんなよ！」と翔太が吠えるからまた笑ってしまった。
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家に着き、中に入ると「すげー」「広っ」と各々驚いていた。今日はバーベキューだからとテラスに案内すると
ラウ「あっ！こないだのイケメン！」
辰哉「え、俺っ？」
「ラウ！指差さない！つか辰哉先輩じゃないし！」
「えーと、うちの弟のラウール。ラウの仕事仲間の蓮くん。カフェやってもらってる涼太くんと康二くん。幼馴染の照と大ちゃん。私の同期のユミと翔太と亮平。と同じ大学で会社の先輩の辰哉先輩」ざっくり紹介すると
「えっ！涼太！」「翔太じゃん」
ラウ「2人とも知り合い？」
涼太「幼馴染だよ、生まれた病院まで一緒」
皆んなしてこんなことあるんだねーなんてびっくりした。
涼太くんの"PARTY TIME"で乾杯した。
みんな何故か気が合うみたいでわちゃわちゃして楽しそうだ。
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作者名：kazu | 作成日時：2023年2月8日 16時
