ペンギンと、水の妖精２【葉月渚】 (ページ12)

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Aside

引越しの日ーーー

渚くんからもらった箱を開ける

なんだろ…

ペンギンのストラップと、手紙。

Aちゃん
転校、ボクは、すごくショックだったよ
Aちゃんと離れるのがいや。
それは、ハルちゃんもマコちゃんも一緒だと思うよ
向こうの学校でも、楽しんでね！
Aちゃん、大好きだよ！
葉月渚

ポタ。

涙がどんどん溢れてくる

私だって、転校はいやだよ

そう思ったら

キキーーーー！

体に、すごい衝撃が走った。

次に目が覚めたのは、３日後だった。

そして、看護師さんから、

看護師｢お母様は、亡くなられました｣

…

それから、お父さんとの二人暮らしになった

お父さんは、もともと女好きで、美人なお母さんにアプローチして、結婚まで至った。

だから、そのお母さんが死んでしまって、心に穴が空いた。

そして…

ほかの女の人を作った。

それで、私は一人になった。