Anemone . 8 ページ8
NJ「…Aさん」
『はいっ』
NJ「よかった、合ってますよね(笑)
あ、RMです。
キム・ナムジュンと言います。」
『ノ・Aです』
NJ「…テヒョンのお客さんですよね」
『あっ、そう、です、ね』
… "お客さん" だよな。うん。
NJ「…テヒョンは人気で
暇なのが珍しいくらいなんです(笑)」
『そうですよね…(笑)』
NJ「…明日ならテヒョン時間空いてるので
………明日、来てくれますか?」
『あっはい、多分、来ると思います…』
NJ「ありがとうございます(笑)
じゃあ伝えておきますね。メモメモ…」
RMさんがメモをとっている姿が
大人っぽいのに幼くて少し頬が緩んでしまう。
NJ「あ、0309室の鍵です。
行ってあげてください(笑)」
『…っ、はい』
NJ「ユンギヒョンは優しいです。安心して。」
『…………はいっ』
鍵を貰って廊下へ行きずーっと真っ直ぐ進む。
どんどん若くなる番号を見ながら
"ユンギ" さんについて考えてみる。
" ユンギ " は雑で怖くて
" ユンギヒョン " は優しくて
…じゃあ
" ユンギさん " はどんな人だろう。
私から見る " ユンギさん " は
一体どんな人なのだろうか。
いつの間にか着いた0309号室をノックし
鍵を入れて捻る。
カチャリ、という音を立て
ドアノブをひく。
…ユンギさんって、
どんな人だろう…
YG「…こんにちは。
真っ昼間から、暇なんですか(笑)」
…しっろ。え、白すぎない?
ユンギさんはソファに座ってこっちを見ている。
『…や、あの…こんにちは…』
YG「今日で2回目ですよね。
緊張して当たり前。適当にソファでも座って。」
と言いながら自分の横をぽんぽんする。
『失礼します…』
YG「あ〜…なんか観たいものとかある?」
『いや、特にないです…』
YG「そっか、じゃあとりあえず飲み物取ってくるから
なんか適当に選んでおいて
あ、人参嫌い?」
『嫌いじゃないです』
YG「わかった」
と言ってユンギさんは部屋から出ていった。
に、人参…
人参ジュースなのかな、謎セレクト。
あ、観たいもの選んどけって言われたっけ。
テレビの近くに置いてある箱に目をやるとDVDと思われるものが沢山入っていた。
そこに近づき、背表紙を見てみる。
…いや…これって全部 "1 8 禁 " なのでは…(汗)
YG「…あ〜…」
『!?』
YG「そういうのやりに来たかって思ってたんだけど
…違うのか?(笑)」
……あれ、私今ピンチじゃね?(汗)
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りお(プロフ) - 私も、明日テストですよ!いっしょですね! (2018年11月28日 21時) (レス) id: 610d527ce2 (このIDを非表示/違反報告)
飴薬(プロフ) - ゆんぎらぶさん» 嬉しいです!ありがとうございます! (2018年10月27日 22時) (レス) id: 158d4b0e37 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんぎらぶ - このピョンテな感じ大好きです!!更新ふぁいてぃんです!! (2018年10月27日 22時) (レス) id: 8bf3196fdf (このIDを非表示/違反報告)
LOSETY(プロフ) - ちあさん» ありがとうございます!頑張ります! (2018年10月24日 5時) (レス) id: 158d4b0e37 (このIDを非表示/違反報告)
ちあ - 本当に面白いです!楽しみにしてまーす。更新頑張ってください!! (2018年10月24日 0時) (レス) id: 4a9056ee7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:飴薬 (Shiyaku) | 作成日時:2018年10月15日 18時