Anemone . 7 ページ7
ジリジリジリジリ
『んっ…』
もう
朝が来てしまったのか
『うるさっ…』
とりあえず目覚まし時計を止めて
身体を起こしてみる。
…太陽はまだ昇っていない午前５時。
『…お風呂…』
とりあえずお風呂に入ろう。
下着とスーツを用意し、博士を起こさないよう長い廊下を歩く。
…今日は
早めに仕事を終わらせようかな。
…なんて。
朝からテヒョンのことばかりだ。
昨日、たった数時間一緒にいただけなのに。
…変なの。そんな意識するなって。
お風呂場に入りシャワーを浴びる。
…いつも通り。いつも通りでいい。
☻ ☻ ☻ ☻ ☻ ☻ ☻
SN「先輩、今日早上がりしません？」
『おっ、どうしたの(笑)』
SN「今日も先輩と行きたいな〜って」
『…スヨンちゃんが言うならっ(笑)』
なんて言ったけど
ほんとは少しラッキーだった。
SN「部長！今日１２時になったらあがります！」
…だけど時間早すぎない？
あと１５分くらいだけど…
部長「…まぁそこのペアはいつも仕事早いものね。
了解。お疲れ様〜。」
SN「ありがとうございます！」
『すみませんっ！ありがとうございます！』
嫌でも口角が上がってるのがわかる。
…にやけちゃってんだ、私。
テヒョンに会えるのが嬉しくて。
SN「さっ、先輩、この資料できたら行きましょ！」
『あっ、うんっ！』
…もうちょっと。もうちょっとだ。
☻ ☻ ☻ ☻ ☻ ☻ ☻
NJ「こんにちは〜…って、スヨンちゃんと…」
SN「先輩！」
NJ「あ、こんにちは」
『こんにちは…』
NJ「珍しいね、仕事は？」
SN「早上がりしてきたー！」
NJ「へぇ、そうなんだ(笑)
…今空いてるのヤンコチだけどどうする？」
『ヤンコチって…』
SN「あぁ、ユンギとグクのこと！
…先輩、どっちがいいですか？」
『え…』
テヒョンがいいな、って思うのに
『んと、スヨンちゃんが選んで…(笑)』
思ったことは言えなくて。
SN「私久しぶりにグクがいいな〜っ！」
…そうなると私はユンギさんになるわけで。
NJ「じゃ、グクに言っておくね。
０９０１号室の鍵…これだ。はい、行ってらっしゃい。」
SN「ありがと！先輩、またあとでね！」
『あ、うんっ』
…スヨンちゃんは先に行ってしまった。
……テヒョンは今
他の女の人と昨日みたいなことをしてるのだろうか。
…嫌だな、なんて思う自分に苛立つ。
そういう職業じゃん、なんて思いながら
受付の身長が高い人の言葉を待った。
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りお(プロフ) - 私も、明日テストですよ！いっしょですね！ (2018年11月28日 21時) (
レス) id: 610d527ce2 (このIDを非表示/違反報告)
飴薬(プロフ) - ゆんぎらぶさん» 嬉しいです！ありがとうございます！ (2018年10月27日 22時) (レス) id: 158d4b0e37 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんぎらぶ - このピョンテな感じ大好きです！！更新ふぁいてぃんです！！ (2018年10月27日 22時) (レス) id: 8bf3196fdf (このIDを非表示/違反報告)
ＬＯＳＥＴＹ(プロフ) - ちあさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年10月24日 5時) (レス) id: 158d4b0e37 (このIDを非表示/違反報告)
ちあ - 本当に面白いです！楽しみにしてまーす。更新頑張ってください！！ (2018年10月24日 0時) (レス) id: 4a9056ee7c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飴薬 (Shiyaku) | 作成日時：2018年10月15日 18時
