ぬるい吐息と冷たい指先

Anemone . 19 ページ19

《…A》


…夢なのだろう。

とても懐かしい匂いがする。

あぁ、好き。


《もう、どこにも行かないで》


アルビノのせいでぼやけた視界。

本当にすべてがぼやけていて

どこに何があるかなんてわからない。

だけど、手を伸ばした。

好きな匂いを纏うその人の

手を、握りたくて。


《…約束、だからね。》


そう言って握り返された手に

その温もりに

安心して

深い眠りについた。


☻ ☻ ☻ ☻ ☻ ☻ ☻


『ん、ん〜っ…』


目が覚めて伸びをする。

朝だ。


…変な夢。

変な夢を見てた。


あの人は一体誰だったんだろ。

…まあどうでもいいか。


なんてひとりで自問自答しながら起き上がる。


『…あれ、』


とここで変なことに気づく。

私、床で寝たはずなのに。


テヒョンがベッドに寝かせてくれたのかな？

…いや鍵閉めてるし。


かと言って私がベッドに行ったって考えるのも怖い。


……まぁそれはおいといて。


今から、これから、どうすればいいんだろう。


…私は誰を信じればいいのか、

そして誰が私を信じてくれるのか、

……博士は悪い人なのか、いい人なのか、

スヨンちゃんは本当に死んでしまったのか…。


…もう死んでもいいし、このままここにいようか。


なんて思ってると、ノックが鳴った。


☻ ☻ ☻ ☻ ☻ ☻ ☻


こんばんは。月が綺麗ですね。

…え、元から？

ありがとうございます(だまれ)

まず最初に、読んでくださってるAさん、

いつもありがとうございます。

もしかしたら評価していただいてるかもしれませんね(笑)

励みになってます。ありがとう。

それで、伝えたいことが沢山あります。

今まで文字数の関係でずっと引き延ばしてたので

ようやく伝えられますね(笑)

まずひとつめ。更新についてです。

最悪なことに今月末は試験です。

私は五教科で４５０点以上取らないとスマホを取り上げられてしまうので頑張って勉強してます(笑)

ですので、更新率はだいぶ下がってると思います。

それでもちゃんと更新できるよう、頑張ります！

これからもよろしくお願いしますね(笑)

それとふたつめ。

名前を変えました！

ＬＯＳＥＴＹ → 飴薬

読み方は しやく です！

しゃくって呼んでもらえたら嬉しいなとか思ったり(笑)


…はい、たぶんそれくらいです！！！

Aさん、Aさんのおかげで

この小説は続いてます。

いつもありがとう、これからもよろしくねっ。


11 . 8 飴薬

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