ぬるい吐息と冷たい指先

Anemone . 2 ページ2

SN「今日は誰でもい〜な〜…
あっ、A先輩は？」

『あっ、じゃないしなんで私ここにいるんだろう』


もはやここに来てしまった自分に問う。


JM「今空いてるのナムジュニヒョンとテヒョンと…あとユンギヒョンなんだけど」

＊「あ、あんにょ〜ん！
ナムジュナ〜！会いたかった〜！」

JM「…どうする？」

SN「テヒョナかユンギか？」

JM「…だね(笑)」


…なんか話進んでるんだけど

何？つまりあれでしょ？指名するんでしょ？


SN「…先輩が選んでいいよ♡」

『え、待って急に話ふるのやめてくれない？(真顔)』

SN「うーん…ユンギだとA先輩困っちゃうかな…」

JM「…それはないかもだけど

ユンギヒョンだと中毒性高いよ(小声)」

SN「それはよろしくないな(小声)」


…いやがんがん聞こえてるから。


SN「じゃあやっぱテヒョナかな！
不安だけど！()」

TH「…あ、スヨンじゃん！やっほ〜！」

JM「おっ、ちょうどいい時に来た」

TH「ん、スヨンのお相手？」

JM「いや、スヨンちゃんの先輩…だったっけ？」

『……はい…』


なんだよせっかく気配消してたのに()

…ていうかこの人かっこよすぎない…？


TH「…はじめまして。

僕の名前はＶです。本名はキム・テヒョン。

…行こう？」

『え、いや、あの』


私のことなんてお構い無しに手を引っ張っていく。


……やばい男の人に触れたの何年ぶりなんだ。

だんだん緊張してくる。


【１２３０】と書いた部屋の中に入り、

ソファに腰をおろす。


TH「…お酒好き？」

『…好きです』

TH「あ、待ってて、いいのあるから」


そう言って…んと…Ｖさん？は部屋から出て行った。


………待ってあんなイケメンとふたりきりとか無理すぎるんだけど。

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