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真桜side



「真桜」




懐かしい声でそう呼ばれたのは、私が2年生になった春だった。




「龍樹っ」



その声の主が誰なのかすぐにわかった。




髪の毛は黒くなっていた。




いつも着崩していた制服も、アイロンがかけられていた。




ピアスの穴が空いた耳は光っていなかった。



「なんで。




なんでそんな格好っ」




「お前に釣り合うようになりたかったから。」






そう言って龍樹は腕時計を見た。




「いけね、じゃあまたな」




そう言って龍樹は立ち去った。





もう、違う道を歩んでいる。




だから、見送ろう。




そう思った。

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設定タグ:恋愛 , ヤンキー , 幼馴染   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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かぷりちお - コメントありがとうございます!亀更新ですが、完結は必ずしますので、気長に読んでくださると嬉しいです! (2018年8月24日 2時) (レス) id: 0810d4d9bb (このIDを非表示/違反報告)
G - 続き気になる (2018年8月22日 16時) (レス) id: cad32de435 (このIDを非表示/違反報告)
あいり - 続き書かれる予定はありますか、、、?設定が面白いので思わず読み入ってしまいました笑 (2018年8月22日 11時) (レス) id: 5cff57e74b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かぷりちお | 作成日時:2018年6月27日 19時

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