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龍樹side
自分の机を整えて、椅子に座る。
「うぃっす、龍樹。」
「おう、大地」
「なー、今日さあ、さぼろうぜ」
いつものことだった。だけど俺は、決めていた。
「わりい。もう俺、さぼんねえわ。」
「あ？なんでだよ」
心底不思議そうに聞かれた。
「今さらまともになれるわけねえけど。
でも留年だけはしねえって決めたんだ。」
「なんでだよ？」
「俺、遠山真桜と付き合うことになった。
だから、もう恥だけど、釣り合ってねえけど、これ以上差つけらんないんだよ。
少なくとも、進級だけはする。」
大地は、面白そうに言った。
「女がらみで改心かよ、だっせえ。
まあでもいいわ。
龍樹、頑張れよ？
応援してやるよ。
E組の人間でも、やりゃあできるって見せてやれ。
あと、きっと上のクラスの奴らが邪魔してくるだろうけど、ボコんなよ。
ボコったら努力が水の泡だぜ」
「わかった。
やるだけやってみるよ」
なんだかんだ言って、大地は俺を応援してくれた。
どこかの漫画に出てきたような、底辺クラスのE組だけど。
俺はそれでも這い上がってやるんだ。
真桜に釣り合わなくていい。
凸凹カップルでもいいから。
真桜が、俺のせいで辛い思いをしなければそれでいい。
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かぷりちお - コメントありがとうございます！亀更新ですが、完結は必ずしますので、気長に読んでくださると嬉しいです！ (2018年8月24日 2時) (
レス) id: 0810d4d9bb (このIDを非表示/違反報告)
G - 続き気になる (2018年8月22日 16時) (レス) id: cad32de435 (このIDを非表示/違反報告)
あいり - 続き書かれる予定はありますか、、、？設定が面白いので思わず読み入ってしまいました笑 (2018年8月22日 11時) (レス) id: 5cff57e74b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぷりちお | 作成日時：2018年6月27日 19時
