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31話 ページ31

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この我々国最大級と言われている◯◯街。

観光客と国民が賑わう中、
1人だけ、








爆弾のようなものを持って街中を進んでいく。




軍人「失礼」









「…」









軍人「あの、右手に持っていらっしゃるの渡してもらっても?」









「…ねぇクソ兄貴、周り全員って幹部と総統だけだと思った?」









右手に持ってる爆弾を回収しようとした瞬間、





「この国全部の事だよ。」









勢いよく投げられた爆弾のようなものは地面にぶつかって中から薄い紫色の煙が出てきた。






甘い甘い匂い。

街中広がるこの匂いに虚ろな目をしてく国民達。









そこへ、









チーノ「なッ……何や…これ…!!」









「…」






我々国幹部チーノ。
クソ兄貴の連れてきた駒。






チーノ「ッ、トントンの弟…!」









「…クソ兄貴に伝えとけ、お前の大好きなこの国は全員殺し潰すから今のうちに逃げとけば?って。」









チーノ「お前………!何なんこれ!国民達何でこんな事に!」









「そのガスマスク取ってくれたら国民達と同じ気持ちになれるぞ。」









ま、匂いだけじゃないんだけど。

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作者名:みやま | 作成日時:2020年4月26日 6時

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