23話 ページ23
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トントン「っ………」
やられた。
無数の紐に繋がれたオスマンとひとらんらん。
しんぺい神「ひとらんはまだ浅い方だったから助かると思うけど…オスマンは溝だから助かる確率はめちゃくちゃ低い。」
グルッペン「…トントン、」
トントン「…何や。」
グルッペン「ゾムはどうだった。」
トントン「……俺らが近づいたらめちゃくちゃ警戒しとった。せやからエーミールが頑張って眠らせてくれたわ。」
グルッペン「ゾムもショッピも、オスマンもひとらんも全員、お前の弟にやられたという訳か…。」
トントン「っ、」
グルッペン「他に、誰か違和感のあった者はいるか?いたらトン氏の弟が行動する前に押さえつけておこう。今できる抵抗を出そう。」
考える素振り。
でももう遅い。
もうちょっと、
ロボロ『…数日前にコネさんが酔って帰ってきたねん。でもコネさんから酒の匂いはせんかった、あんなに酔いつぶれてて二日酔いもなかった。』
トントン「…え、シッマ今、ゾム見てるで。」
グルッペン「おいおいおい、ゾムが危ないのでは……!」
『バイビー…俺のただの駒野郎。』
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作者名:みやま | 作成日時:2020年4月26日 6時