現役歌い手×元プロゲーマー【urc】

幼馴染 ページ11

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初めてのコラボ?配信は幼馴染だった。
歌い手になってからというもの、どうしても自分の実力で有名に、人気になりたくて何度も誘われてきたコラボ。




有名で人気なまふまふさん、そらるさん、天月さん。彼らだけじゃなくて、他の歌い手さんにもコラボを申し込まれたけど断っている。別にコラボをしたくないわけじゃないけど無いんだけどね。



けど、歌い手になる。
アーティストになるって決意した時から決めていた事。
自分の実力だけでここまで来たいって思っていたから。




｢……配信切った？｣


『うん、切ったよ〜うるか(うーちゃん)!!』


｢初コラボ俺でよかったの？他にもいるでしょ｣


『いいの!!』


｢そっか｣



配信を切ってそうそう不安そうな声をする幼馴染。
配信のコメント欄を見た感じ荒れてる感じもなかったしきっと大丈夫。むしろ次回も期待されてる笑



『んふふっ』


｢なんかいいことでもあった？｣


『ん〜時期にわかるかも』


｢ふーん｣


『あ、今日ご飯食べた？？』


｢……食べた｣


『ダウト』


｢……まだ、朝から渋ハルとあれるさんとランク回してたから食べてない｣


『あー、そういえばしてたね。晩ご飯何がいい？』


｢正直オムライスが食べたい気もする｣


『オムライスね!!買い物してからうーちゃんの家行くね』


｢……いや、迎えに行く｣


『んぇ？いいよ、大丈夫!!』


｢だめ、大人しく待ってて｣


『……はぁ〜い』


｢んじゃ、いい子で待ってて、すぐ行くから｣



うーちゃんは意外と過保護だ。昔からそう。
配信のうるかは毒舌で、ノンデリなんて言われてるけど、そんなことないと思う。



こうやって、用事がない日はわざわざ迎えに来てくれるし、買い物だって普通に待ってくれる。お揃いも意外と嫌いじゃない。料理もだって普通にできるけど、風花のご飯がいいって言ってくれるからほぼ毎日ご飯を作りに行ってる。



配信の邪魔はしたくないから終わるまで待つか、始まる前には帰る。それも送ってくれるし。
うーちゃんは過保護で優しい。



『うーちゃん来るまでに準備しよ、、！』



うーちゃんの居なくなったdiscordの画面を閉じてパソコンの電源を落とした。





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