睨むグリッチ ページ8
エ「待て、それ本当に大丈夫ナノかよ」
ErrorはInkを疑わしそうに見つめた。
イ「大丈夫だよ。Dreamが伝えたいことがあるって言う用事だけしかないし」
エ「最悪だがテメェとの付き合いは長い。何となくだが裏があるんじゃないか?」
ズバズバとあるかどうかも分からない核心を突こうとするError。
Inkはそれを物ともせず否定した。
イ「そんな訳ないでしょ!そもそも僕がAちゃんに用事がある訳じゃないし」
エ「…何が言いたい」
Errorは目を細めてInkの事を睨んでいる。
睨まれたInkは目を逸らしてErrorの質問に答えた。
イ「えっとつまり僕よりもDreamの事は信用出来るだろうから大丈夫という事」
エ「うん、まぁそうだナ。お前なんぞ信用出来ん。でも何でお前が代わりにここに居るんだよ。Dreamが直接ここに来れば良いだろう?」
Errorの口から最もな事が飛び出てきた。
先程から黙っているCrossもAも関心
している。
イ「…ちょっとは僕も信用してよ」
そんな状況からInkはErrorに聞こえないくらいの小声で文句を言った。Errorはその小さな声を聞き取ったらしく、不満げにInkに言う。
エ「そんな文句はいいからさっさと質問に応えろ」
イ「わーお地獄耳だね。単純に言うとDreamは用事があって来れないんだよ。何かAちゃんの為に準備しなくちゃいけないものがあるとか」
エ「ふーん」
Inkからの説明を受けたがErrorはまだ疑わしそうな顔をしていた。Errorのそんな顔を見たInkはやけくそになる。
イ「あーもういいよ!Errorなんて知らない!Aちゃんだけ借りてくから!ErrorとCross、バイバイ!」
InkはA腕を掴んでからポータルを開く。彼女は吃驚して待ってと言おうとするが、それは叶わなかった。
「待っ…」
エ「オイ!!!」
Errorが待てと言う前にInkとAはポータルの中へと消えていった。
ク「行っちゃいましたね…」
エ「クソ!!…気をつけろよA」
彼奴は何か企んでいる。もう聞こえないだろうが彼女にそう呟いた。
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あおい - 初コメ失礼しまっす完結おめでーす!なんか色々とカオスでしたね...でもめっちゃ面白かったです!神作だぁね (12月25日 18時) (レス) @page50 id: d618ad239b (このIDを非表示/違反報告)
スナ(プロフ) - kaki氷さん» ありがとうございます! (2023年4月23日 20時) (レス) id: 0d0cbcd95a (このIDを非表示/違反報告)
kaki氷 - 途中で泣いて、最後でも泣きました!こんな、、こんな、、、(語彙力消し飛んだ)神作品をありがとうございます!お気に入りに入れておきます、、どうして!!こんなに!いい作品ができるんですか!!!凄いですね!! (2023年4月22日 1時) (レス) @page50 id: 904d7cdbaa (このIDを非表示/違反報告)
ヤハ(現在多忙な為あまり更新はいたしてません)(プロフ) - ねこなさん» ありがとうございます😳 (2022年2月11日 13時) (レス) id: c2e01588ae (このIDを非表示/違反報告)
ねこな - 完結おめでとうございます!!!!! (2022年1月24日 20時) (レス) @page50 id: ef4955796b (このIDを非表示/違反報告)
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