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泣きすぎだ ページ42

ナ「Cross泣きすぎだ。顔面が涙でぐちゃぐちゃだぞ、ほらこれで拭け」


Nightmareはそういうと何処からともなくティッシュ箱を取りだしCrossに渡した。ティッシュ箱を渡されたCrossは涙を拭きながら、Nightmareにお礼を言う。


ク「す"み"ま"せ"ん"ーー」


ドリ「Aちゃんが泣くなら分かるけど、Crossが泣いちゃったらね。肝心なAちゃんは…泣いてるね」


そう言っているDreamも泣きそうになっていた。


「どうして…忘れてたんだろ…」


彼女は泣きながら悩む仕草をしている。何となくで大切に取っておいた指輪や曖昧な迷子になった時の記憶しか自分は覚えていなかった。Nightmareに悪い事をしてしまった。


ドリ「人間は時間が経つに連れてどんなに印象残った記憶も鮮明に思い出すことは出来ない。それは仕方の無い事なんだよ、Aちゃん」


「うん…」


彼女はしょんぼりとして頷くと俯いた。
大切な記憶ほど時が経つに連れて忘れてしまう。何て無情な運命なのだろう。
そんなことを思っているとNightmareに声をかけられた。


ナ「まあ、思い出せたからいいだろうよ。落ち込むな。帰ったらいつも通りなんだ。さっさと帰るぞ」


そう言うとNightmareは背を向け帰ろうと歩き出し
た。


ク「そう"で"ずよーーーAさん、さぁ帰り"ま"しょう!!」


Nightmareに泣いてるCrossも同調した。もはや涙なのか鼻水なのか分からないくらいに顔がぐちゃぐちゃだがあえて触れないことにしよう。


「Crossさん…」


彼女はCrossの名前を呼ぶと優しく微笑んだ。Crossの優しさにAは感謝しているみたいだった


ク「うわ"ーーん"」


微笑んだ彼女を見てCrossはもっと泣き出してしまった。
Dreamは苦笑いをして、AはそんなCrossの背中をさそった。Nightmareは呆れてCrossにこう言った


ナ「…Cross、1回黙ってくれ」


ク「酷いです"よー!」


そんな叫びが木霊する中にここにいる全員で笑っていた。すると、木の影から見ていたものが2人…


―――

木の影→←指輪



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あおい - 初コメ失礼しまっす完結おめでーす!なんか色々とカオスでしたね...でもめっちゃ面白かったです!神作だぁね (12月25日 18時) (レス) @page50 id: d618ad239b (このIDを非表示/違反報告)
スナ(プロフ) - kaki氷さん» ありがとうございます! (2023年4月23日 20時) (レス) id: 0d0cbcd95a (このIDを非表示/違反報告)
kaki氷 - 途中で泣いて、最後でも泣きました!こんな、、こんな、、、(語彙力消し飛んだ)神作品をありがとうございます!お気に入りに入れておきます、、どうして!!こんなに!いい作品ができるんですか!!!凄いですね!! (2023年4月22日 1時) (レス) @page50 id: 904d7cdbaa (このIDを非表示/違反報告)
ヤハ(現在多忙な為あまり更新はいたしてません)(プロフ) - ねこなさん» ありがとうございます😳 (2022年2月11日 13時) (レス) id: c2e01588ae (このIDを非表示/違反報告)
ねこな - 完結おめでとうございます!!!!! (2022年1月24日 20時) (レス) @page50 id: ef4955796b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヤハ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年11月21日 20時

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