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背後をとって ページ28

少し彼女達がいる部屋の入口前から少し隠れて様子を見ていたCross。


ク(Epicの奴、Dreamと手を組んでいる様子は無さそうだな)


正直あのジグザグした通路の中彼女達に見つからずについていくのは大変だった。しかも適切な距離を保っていないとDreamにつけているのがバレてしまうかもしれない恐怖もあった。


ク(そろそろDream達が移動するな)


薬を飲み終わった彼女とDreamがEpicのラボを後にしようと移動し始めた。てっきりEpicもついて行くのかと思ったがEpicはその場に立ちどまり手を振って彼女達を見送っていた。


ク(チャンスっ)


CrossはEpicにDreamとの状況を聞こうとEpicの後ろにショートカットしEpicを自身に引き寄せた。


エピ「うおっ?!」


ク「静かにしろ、Epic」


Epicが予想以上に大きな声を出した事にCrossは周囲を警戒する。見回した辺り誰もいなそうだ。


エピ「その声はCrossか…OK」


EpicはCrossの声だと分かると安心し後ろへと振り返った。後ろにいたCrossは何やら難しそうな表情を浮かべている。


ク「本当に急ぎの用事なんだ。この際単刀直入にいくつか聞く。
なあ












Aさんに飲ませていた薬やDreamのあせりよう…あれはなんだ?」



ギュッと拳を握る。知りたがっているCrossにEpicは説明をし始めようとするが1つCrossがその事を知ってどうするのかという事を聞く。


ク「あぁ、その事なんだが…最近Dreamの様子がおかしかったんだよ。時折まるで何かに取り憑かれたように人が変わるんだ。例えば急にAさんを連れ出したりと…さっきEpicも見てただろ?Dreamの普段と違う姿…」


"Epicも"という言葉を聞いたEpicはCrossならDreamの異常な姿を見たという事だ。これなら話しても大丈夫な気がする。それ以前にCrossは信用できる男だからな。


エピ「わかった、説明するよ。まずあのお嬢さんに飲ませた薬なんだが、あれは記憶の夢に乗っ取られない様にする為のものだ」


ク「記憶の夢?」


エピ「記憶の夢とは自分の記憶がそのまま夢として出てくる夢のことだ。ただの記憶ならいいんだけどな。あのお嬢さんが見ていた夢は特殊でな…本来なら精神が不安定な状態の奴が見るはずなんだが…」


淡々とEpicは説明していく…



―――

バレないようにな→←悪寒



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あおい - 初コメ失礼しまっす完結おめでーす!なんか色々とカオスでしたね...でもめっちゃ面白かったです!神作だぁね (12月25日 18時) (レス) @page50 id: d618ad239b (このIDを非表示/違反報告)
スナ(プロフ) - kaki氷さん» ありがとうございます! (2023年4月23日 20時) (レス) id: 0d0cbcd95a (このIDを非表示/違反報告)
kaki氷 - 途中で泣いて、最後でも泣きました!こんな、、こんな、、、(語彙力消し飛んだ)神作品をありがとうございます!お気に入りに入れておきます、、どうして!!こんなに!いい作品ができるんですか!!!凄いですね!! (2023年4月22日 1時) (レス) @page50 id: 904d7cdbaa (このIDを非表示/違反報告)
ヤハ(現在多忙な為あまり更新はいたしてません)(プロフ) - ねこなさん» ありがとうございます😳 (2022年2月11日 13時) (レス) id: c2e01588ae (このIDを非表示/違反報告)
ねこな - 完結おめでとうございます!!!!! (2022年1月24日 20時) (レス) @page50 id: ef4955796b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヤハ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年11月21日 20時

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