君をどんな形でも愛したい【UndertaleAU短編集】

続き ページ2

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「ほーん…？ウワキした訳じゃあないんだな。それは信じてやろう」


Murderは不服そうな顔をしていたが、浮気したということは誤解だと信じたらしい。ただ、眉間にしわを寄せて、まだ不満があるという雰囲気だ。舌打ちをして、煙草にライターの火をつけてまた吹かし始める。


「そういう訳で、浮気した訳じゃないからさ。機嫌直してよ」


そう呟いて、ポテトを食べようと手を伸ばした瞬間Murderに勢い良く手を捕まれた。


「な、なに」


Murderは掴んだ手をまじまじと見つめる。
品物定めをするような、そんな感じで。


「何か言ってよう…」


問いかけに無視されて、不安になってきてMurderに返事を催促する言葉を漏らすと、次には手に強烈な痛みを感じた。


Murderが先程吹かしていた煙草を手に押し付けられたのだ
あまりの痛みに声は金切り声のような悲鳴をあげてしまった。


「あついっ…から、Murder、いたいから、やめ」


悲痛な声を遮るようにMurderはニンマリ笑ってこう言った。


「痛いよなぁ。ウワキじゃなくても、黙ってあのクソ殺人鬼と遊びに行ったってだけで腹が立つんだよ」


グッと更に煙草を手に押し付けられて、じゅう…と皮膚が焼ける音が聞こえる。肉が焼ける匂いがはなにつく。痛みが強すぎて涙が出てくる。抵抗して、Murderから離れようとしたが、Murderの方が力が強かったのでできなかった。


「ぁ…まーだー」


ぼろぼろと涙を流してMurderを名前を呼んだ所でやっとMurderはそれを辞めた。恍惚な笑みを浮かべ、満足そうにな表情になる。


「よーしよし。頑張ったな。今日はたっぷり可愛がってやる。あんな奴と出掛けようと、思わなくなるまで…な？」


次から、Killerと出かける時は必ず声を掛けると決意した。




――――――




完全に私の趣味ですね。

Murderさんタバコ吸ってるの似合うなーって時に思いついたネタです。
KillerくんとMurderさんはドンパチしてるイメージが私の中で強いのでもし、MurderがAさんと付き合ってるのに、無断でKillerくんと遊びに行こうものなら、許さんっていう感情持ってたらいいなと書いたものです。もしかしたら、無断じゃなくても許さなそう。
以上です。次はサンズかマスタード当たりかけたらなーって思ってます。

嫉妬【Original＆Fell】→←痕【Murder】＊R15-G？

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