闇AUのメイドさん！２

おやすみ ページ19

少し顔を顰めた彼が帰ろうとした私の腕を思い切り掴む。






貴「痛ｯ…」






????「逃がさないからな？」







急に言葉遣いや態度が変貌する。







貴「離してっ」






私は掴まれた手を振りほどこうと必死に抵抗するが、骨…であっても男だからか凄く力が強く振りほどくのは無理だった。






どうして筋肉が無いのにあんなに力が強いのだろう…という不思議な感覚を覚えた。






????「ははは…こっちは魔力があるんだ…そして俺は神だからな…力がこちら側の方が強いに決まってるだろう？？それと
ちょっとお仕置が必要だな」





と私を軽々と持ち上げ…姫抱きにし、其奴は羽を開いた。






羽が存在していたのかという事とあぁそういう原理だったのかという事を考えた同時に焦りを感じた。




貴(これどこに向かうの？！！！ていうかお仕置って何されるの？？)







私は恐怖でいっぱいになった。







????「ははっ…怖がってんのかどんな反応するのか楽しみだよ…MyHoney？」





その言葉を聞いてさらに恐ろしくなってしまった。






貴「やめてｯ離して______帰らなきゃ行けないの…」






そう…私には"家族"がいる







????「大丈夫My Honeyこれからは私と家族だ。」







いや問題ありありですよ






貴「いや問題ありありだわっ？！」






つい本音が…図星だったのか彼が








????「…………。My Honey…少し眠ってておくれ？」






そう言われると何故か眠くなり……






あれ…眠い…な…





帰ら…な…い…と……





______行けないのに





と彼女は言おうとしたのだろうだが、そんなことは叶わなかった。





????「My Honey Good night♡」






そう彼の声がつぶやくように言ったが寝ている彼女には届かなかった…







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