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咲良「、、、」
ナル「取りあえず、E組の皆は後ろの席に座ってね。」
E組「はい」
そして、ナルの授業が終わった。
渚「咲良。」
お兄ちゃんが私に話しかけてきた。
咲良「、、、」
寺坂「おい、渚が話しかけているだろ！」
なんかゴリラが話しかけてきた。
咲良「五月蠅い。」
カルマ「俺らのほうが先輩なんだけど。」
パーマ「本当、いやよねー。アリスに頭が高いのよ。」
寺坂「アリス、アリスってそんなにアリスがえらいのかよ。」
私は口を開いた。
咲良「ええ、偉いわ。」
咲良「はぁ、何も分からないようだから教えてあげるけど 私達アリスは国に認められ、保証されているエリートなの。アリスを自分に見合った場所で発揮することによって、政治や芸術や学問…いろんな分野で多大な功績を残してきたの。」
渚「どういうこと?」
咲良「この国のスペシャリストはほぼアリスで成り立ってるといっても過言じゃない。アリス以外の人間なんて アリスに群がって恩恵を受ける寄生虫か手足となるだけの働きアリ、いわばただの引き立て役｣
渚「そんなの間違っている！」
咲良「どうして？」
渚「咲良のお母さんだってアリスじゃないじゃん！」
咲良「アリスだった私を母さんと殴っていたあんたと一緒にしないで‼」
そう言って私は教室から出ていった。
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作者名：ユリア | 作成日時：2022年3月15日 21時
