9日 ページ10
物とか以外に少なくてダンボール三つで済むという物の少なさ
服とか本が入ってて、後はランドセルとかに教科書入ってる感じ、…少な
子供だからか？いや、それにしても少なすぎねーか物欲少ないのか、
あとに残った叔母さんの私物を隣で眺めてるAを見てそんなこと思ってると、
「ねえ、お兄ちゃん……美里さんいないね」
「あ？まあそうだろ」
んだよいきなり、居なくなったから俺の所に来るって話だろ
「……うん、そうだよね
なに当たり前のこと言ってんだろね、変だね」
……しくった。
自分で言っててそう思った
横顔というか斜め上だからって気づかなかったじゃ済まないぞこれ、泣きそうになってんじゃん！つーか涙溜まってんじゃん！なんでまあそうだろって言った、俺!?
いつものテンションで言ってるからよく分かんねぇよ
「代わりに、俺いんじゃん」
……何言ってんだよ俺
咄嗟に出たといえど
バカ、ほんっとにバカ
叔母さん居なくなって悲しんでんのに俺が居るって何？そんなのドラマか漫画でしか効果ねぇんだよ、ほらーAこっち見て はい？ って目で見てるんだけど、うわーただの痛いやつじゃん
「いや、違くて
俺、別に叔母さんの代わりなんかにはなれねぇし…つかそもそも いる時間短いっつーか叔母さんの代わりになれる奴じゃないし、えーとだな」
なにコレ見苦しｯ
「俺達、もう家族だし。代わりにはなれねぇけど兄ちゃんなら出来なくもねぇし………だから安心して良いぜ？
俺がちゃんと責任持ってAのこと育てるし、汚ぇ大人とはちょっとは違うつもりでいるし、だからさ
笑ってろよ…じゃなくて泣くの我慢しなくて良いんだからな」
この際だから言ってやる、ちゃんと家族だって
言いたい事言えばいいってよ
しゃがみ込んで目線を合わせると、シーンとあたりが静まり返る…気まずいんだけども
「えっと？」
ボロッ
効果音着けんならそんな感じの、涙が目の前に落っこちた
あの時以来否、俺の前で初めて泣いた。
「お兄、ちゃ…ヤダよ
美里さん、居ないのヤダ。二人目なの、私のことひとりぼっちにしたの、ここねわたしがはじめてきた時 来た時ね。美里さんがね、こう言ってくれたのお兄ちゃんと同じ言葉言ったの
『私達はもう家族だから、弱いとこ全部受け止めるから泣くの我慢しないで』
って、お兄ちゃんも 居なくなっちゃいそうでヤダよ。凄く、怖い
ひとりぼっちにもうなりたくないから」
なんか､やっと聞けた
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影丸(プロフ) - ミュウさん» コメントありがとうございます。好きになって頂けるような作品を作ることがてきてとても嬉しいです。文のまとまりがないような作品ではありますがこれからもよろしくお願いします！更新頑張ります。 (2018年10月30日 7時) (
レス) id: 7e2b9317f3 (このIDを非表示/違反報告)
ミュウ - この小説、ほんっと好きです！！！！ 全話見たので最初から読みにきました()更新頑張ってください！応援してます！！！ (2018年10月29日 23時) (レス) id: 5da253365d (このIDを非表示/違反報告)
影丸(プロフ) - 杠さん» コメント返すの遅れて申し訳ございません。そしてコメントありがとうございます。好き と言っていただけて光栄です、此れからも頑張らせて頂きます。暖かいお言葉ありがとうございました、今後も宜しくお願い致します。 (2017年10月16日 19時) (レス) id: 6e5a493a36 (このIDを非表示/違反報告)
杠(プロフ) - 今1番好きな小説です。応援してます、頑張ってくださいね！ (2017年10月15日 22時) (レス) id: e25dbea309 (このIDを非表示/違反報告)
影丸(プロフ) - 海美さん» コメントありがとうございます。申し訳ございません、非公開にしたままでした……直します。報告ありがとうございます、これからも楽しんで貰えるよう全身全霊を掛けて書かせていただきます。これからもよろしくお願い致します (2017年10月8日 17時) (レス) id: 1d1ed975b3 (このIDを非表示/違反報告)
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