44日 ページ45
テーブルに作った物を並べていけば、空になった缶ビールがいくつか置かれていて ペース早くないですかね
「Aちゃん、おいで」
空き缶を袋に捨てていると私に小さく手招きする姿
元から白いからか、赤みがかかっているのが分かりやすい。酔ってはいないみたいだけど
そんなフジ兄の近くに行けば、困ったように眉を下げて笑う
「さっきはゴメンね？キヨに言っちゃって、思ってた以上に心配してたから つい……」
手を合わせて謝れるけど、別に
「……元は私が悪いし、軽く注意されたけど怒ってないもん」
お願いしたのに裏切られたーとか思ってないし、誰のせいだとか思ってないし
怒ってない
と言いながらも、少しは拗ねてる
「全然良くないって感じじゃん……ゴメンって」
「怒ってないって」
膨れていると思うほっぺをつつく手をどけてまたそう返す、だんだん微笑んでいる顔がニヤつく顔に変わってきてるのを見てちょっと悔しくなる……遊ばれてる
「さっきから思ってたけど、変に強情なんだから……これあげるから機嫌直して？」
手を引いて代わりに出したのは
「甘い物好きかなぁって思ったから、買ったんだけど」
……私はもので、つられません。好きな甘いもので、釣られるなんて、ない 筈 だから
釣られない、から
「＿＿元から怒ってないけど、怒ってないからね。 どうしても許して欲しいなら許してあげる
それにこのお菓子、凄く好きだから……ありがとう、フジ兄」
釣られてなんかない
「はいはい、そういうことにしとくよ「ちょ、待て今Aなんて言った！？少しつーか結構聞き捨てならないこと言った気すんだけど！」え、なにキヨ。うるさいよ」
「うっせぇ黙れ」
私の頭を満足気に優しく撫でるフジ兄と横から大きな声を出すお兄ちゃん
「A、今お前フジのことなんて呼んだ？」
勢いよく振り向いて今にも掴みかかってきそうで、なんか 嫌だったから
フジ兄を盾にするようにして隠れる、
なんか今のお兄ちゃんはヤダ
「……おいフジ」
「嫌な予感するから言うけど嫌だからね」
「安心しろよ、拒否権はねぇから」
「ちょっ！？」
……ごめんね、フジ兄。お菓子ありがと
「Aちゃん、なんでフジのことああいう風に呼んでるの？」
いつの間にか隣に座ったヒラさん
「お兄ちゃんみたいだから、そう呼びました」
「そっか、ちょっと気になったんだけどフジとキヨどっちが好き？」
考えるまでもない
私の一番は
「お兄ちゃんです」
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影丸(プロフ) - ミュウさん» コメントありがとうございます。好きになって頂けるような作品を作ることがてきてとても嬉しいです。文のまとまりがないような作品ではありますがこれからもよろしくお願いします！更新頑張ります。 (2018年10月30日 7時) (
レス) id: 7e2b9317f3 (このIDを非表示/違反報告)
ミュウ - この小説、ほんっと好きです！！！！ 全話見たので最初から読みにきました()更新頑張ってください！応援してます！！！ (2018年10月29日 23時) (レス) id: 5da253365d (このIDを非表示/違反報告)
影丸(プロフ) - 杠さん» コメント返すの遅れて申し訳ございません。そしてコメントありがとうございます。好き と言っていただけて光栄です、此れからも頑張らせて頂きます。暖かいお言葉ありがとうございました、今後も宜しくお願い致します。 (2017年10月16日 19時) (レス) id: 6e5a493a36 (このIDを非表示/違反報告)
杠(プロフ) - 今1番好きな小説です。応援してます、頑張ってくださいね！ (2017年10月15日 22時) (レス) id: e25dbea309 (このIDを非表示/違反報告)
影丸(プロフ) - 海美さん» コメントありがとうございます。申し訳ございません、非公開にしたままでした……直します。報告ありがとうございます、これからも楽しんで貰えるよう全身全霊を掛けて書かせていただきます。これからもよろしくお願い致します (2017年10月8日 17時) (レス) id: 1d1ed975b3 (このIDを非表示/違反報告)
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